純資産2000万円を達成したサラリーマン投資家が、ひたすら買い増し続けている銘柄と「必ずチェックする情報源」

米国株投資を始めて5年目のチェヨペガ氏(X:@chaeyounginvest)。
現在も仕事を続けながら、現在は高配当ETFやインデックスファンドを中心に投資を継続しており、2023年中に純資産2,000万円を達成。
本業も多忙なサラリーマンでありながら、どのように投資に取り組み、着実な成果をあげているのか。第2回目は、氏が思う「利確のベストタイミング」、また普段参考にしている情報や投資資金の捻出方法について伺った。
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VYMはまだまだ伸びる!売却する理由がない
――直近ではヴァンガード・米国高配当株式ETF(VYM)のすばらしい成果を書いていらっしゃいましたが、まだ利確はされていませんよね。どのタイミングで利確される予定でしょうか?
結論から言うと、まだまだ伸びると考えているので、利確せずにホールドし続けたいと考えています。
VYMは今、12期連続で増配をしているETFです。株価自体が上昇傾向にあるというような状況なので、利益を確定させるのは本当に老後の話なのかなと思います。
結局、今そのVYMを売っても、そのお金で次に何を買うかというと、そこまで投資したい銘柄もあまりなくて……VYMに投資し続けたいですね。
やっぱり安定感があり、400銘柄ぐらいに分散もできているので、売らない選択をしています。
――個別株は今も保有されていますか?
個別株はほぼ保有してない状況ですね。そこまで利益は出せてないですが、売却してしまいました。配当はちょこちょこいただいていたんですけど、キャピタルゲインでいうと本当に微々たるものだったなという状況です。
サラリーマンは「無理なく、好きな株の株数を増やしていく」に徹する
――普段、投資に関する情報は何を参考にされていますか?本業もお忙しいなかで、どういった情報を、どのように集めていらっしゃるのかが気になります。
Xは毎日見ているので、決算の内容をうまくまとめてくれているアカウントなんかをチェックして情報を集めていますね。あとは、その日すごく話題になっている銘柄は、Xを見ていれば嫌でも入ってくるので、そういった情報を通勤中などのスキマ時間に確認しています。
ただ、Xで情報を得るといっても、高額な情報商材を買うとか、「絶対に儲かる○○」といった情報には踊らされないようにしています。確実に儲かる情報がSNSに落ちているわけはないので、ファクト(事実)に関するデータを集めることに注力しています。