人気優待投資家が語る2024年おすすめ優待銘柄と誰でも分かる「買うタイミング、売るタイミング」解説
本稿で紹介している個別銘柄:Jオイルミルズ(2613)、エスビー食品(2805)、かどや製油(2612)、アークランズ(9842)、イエローハット(9882)、Lib Work(1431)、コロワイド(7616)、小僧寿し(9973)
2024年1月の「新NISA制度」開始を機に、株式投資を始めようと思っている人もいるのではないだろうか。そんな初心者でも、比較的チャレンジしやすいと言われているのが「株主優待銘柄」への投資だ。
このたびみんかぶマガジンがクローズアップするのは、現役システムエンジニアとして企業に勤務する傍ら、副業で投資を行い、優待銘柄を150銘柄以上を保有するペンギン氏(X:@pengin_kabu)。また、自身の運営する「ペンギンの株主優待ブログ」では、自身の取得した数多くの株主優待品を写真付きで紹介している、優待投資家である。
みんかぶマガジン短期連載「現役システムエンジニアの優待投資家に聞く、銘柄選定の極意」第2回は、そんな彼の銘柄の買い方と売り方、そして選定方法について話を伺った。さらに、2024年おすすめの優待銘柄と逆におすすめできない銘柄も必見!
目次
購入の目安として、米国株と国内成長株は“PER15倍以下”、優待銘柄は“20倍以下”
ーー株式の買い方について教えてください。
まず、米国株や国内成長株(グロース株)については、今年は業績がダメだろうみたいなものとか、1年、2年スパンであまり良くない予想で売られている銘柄が、買いのチャンスだと思っています。
また、PER(株価収益率)は大体見ています。業種によって、PERの平均値は変わってくるんですが、業種の平均より安いような銘柄は、買おうかなと思います。目安としては、高成長なのにPER15倍以下だったら買いですね。
ーー優待銘柄でも同じ目安でしょうか。