元三井物産の資産数億投資家「期待の注目株7」と注目ポイント…元エリート投資家が説く“成功する人の金銭感覚”

本稿で紹介している個別銘柄:三菱商事(8058)、三井物産(8031)、JT(2914)、三菱HCC(8593)、東京海上(8766)、三菱UFJ(8306)、INPEX(1605)、日本製鉄(5401)、伊藤忠(8001)、NTT(9432)、日本郵船(9101)、積水ハウス(1928)、大和工業(5444 )、マクニカ(3132)、神戸製鋼所(5406)リコーリース(8566)、住友林業(1911)、ニチアス(5393)
投資歴22年の個人投資家の紫宝(しほう)氏(X:@Earn_Dividends)は、米国大学を卒業して三井物産に勤務し、現在は200銘柄を超える株を保有する。長い投資歴の中で、株の他にも海外不動産や隕石など、幅広く保有。相場の変動にも動じない「ダイヤモンドメンタル」としても知られている。
そんな氏が、どんな投資を行い、どんな投資ポリシーを持っているのか。全3回にわたってインタビューをお届けする。最終回は、紫宝氏の質素倹約のコツや、注目銘柄について伺った。
目次
変わらず続ける「倹約生活」常に水筒を持ち歩く
稼いでいても、質素倹約は続けています。昔から、必要最低限の生活水準が全く変わっていないのです。もちろん、何かをしたいという願望はあります。買いたいものもあります。でも、実際に買ったりするのは本当に必要なものに限ります。「成金」は、きらびやかなものを身に着けたがりますよね。それは自信がないからです。
本当のお金持ちは、そのようなものはせいぜい1個か2個、本当に素敵で高品質なものを身に着けるだけです。アメリカでは真の富裕層の人々とも知り合いましたが、彼らは日常生活では普通にTシャツに短パン、ビーチサンダルでした。ウォーレン・バフェット氏も質素な生活をしており、その質素さや、無駄を省き本物を見極める性格も彼の成功につながっていると思います。