年収300万円で妻子がいても47歳で資産4600万円!リーマンショックで資産が3分の1から20年を経て資産を築けたコツ「唯一入ってもいい保険とは」

個人投資家の「ななし@氷河期ブログの人」氏(X:@_teeeeest/以下「ななし」)。ななし氏は1976年生まれの就職氷河期世代。年収300万円から投資を18年ほど続け、老後資産4600万円を貯めることに成功している。
そんな氏が、長い投資生活の中でどのような経験をしているのか、またどのような手法で投資を行なっているのか。全3回にわたってインタビューをお届けする。2回目となる今回は、オススメの保険とななし氏が経験したリーマンショック当時の状況と対応について伺った。
目次
リーマンショックで倒産、転職…手元に残る金額が変らない20年の始まり
リーマンショックで、勤めていた会社が倒産したんです。即日に会社がなくなるほどの状況ではなかったのですけど、告知されたのが6月、辞めたのが8月でした。
3カ月か4カ月ぐらいで、次の就職先で働き始めることができました。本当に運が良かったと思います。
とはいえ、零細企業からまた零細企業に転職しただけなので、スキルアップでもなかった。でも、仕事があるだけでもいいと思える時代でしたから。
その後、2020年に今の会社に転職しました。待遇面は前の勤務先よりは下がっていますけど、ギリギリ生活できる給与をもらっていますので、良しとしています。
リーマンショックのせいで給料下がって、ボーナスがカットされて……中小企業に勤めている人の話では、2014〜2015年頃までボーナスがもらえなかった会社も多いようでした。