年収300万円でも47歳で資産4600万円を貯めた苦労人投資家に聞く、老後2000万円問題を解決!注目の投資信託

個人投資家の「ななし@氷河期ブログの人」氏(X:@_teeeeest/以下「ななし」)。ななし氏は1976年生まれの就職氷河期世代。年収300万円から投資を18年ほど続け、老後資産4600万円を貯めることに成功している。
そんな氏が、長い投資生活の中でどのような経験をしているのか、またどのような手法で投資を行なっているのか。全3回にわたってインタビューをお届けする。3回目となる今回は、ななし氏が注目している銘柄やETF(上場投資信託)、老後資金の問題を解決する方法について伺った。
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老後不安を解決するためにはとにかく資産を増やすことが必要
僕はすでに老後資金を貯めましたが、どうしても不安な気持ちがあるのは変わりません。この4000万円の資金があれば、年金と合わせて老後は困らないと思いますけどね。
でも今は賃貸なので、子どもが大きくなって、転居する必要がなくなったら、中古マンションを買えるようにしておきたいと考えています。
とはいえ、近所のマンションは中古でも価格が高くて、とても今は買えるような金額ではありません。
やっぱり、就職氷河期を経験したからでしょうか。お金を貯めねばならないという意識が常にあります。大金を使うのには慎重になってしまいます。もう思考法がそう固まってしまっているんです。