1.6億円FIRE投資家「新NISAつみたて投資枠でも年率10%以上のリターンは狙える」…ほったらかしで億り人戦略と要注目17銘柄

本稿で紹介している個別銘柄:小松製作所(6301)、三菱商事(8058)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、オリックス(8591)、日本電信電話(9432)、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)、マクドナルド(MCD)、CMEグループ(CME)、ペプシコ(PEP)、バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)
高配当株か、投資信託かーー。個人投資家なら一度は頭を悩ませたことがある永遠のテーマだ。
日経平均株価、米国インデックス投信ともに好調な今、「どちらに投資したらよいのだろう」と悩んでしまうのも、当然と言ってよいだろう。
最近出版した『お得な使い方を全然わかっていない投資初心者ですが、NISAって結局どうすればいいのか教えてください!』(すばる舎)が出版即4刷と絶好調の、資産1.6億円FIRE投資家桶井道(おけいどん)氏に、この永遠のテーマについて聞いた。みんかぶプレミアム特集「見えた!日経平均4万円時代」第5回ーー。
目次
投資信託はインデックス型・配当金再投資型がおすすめ
投資信託には大きく分けて2種類あります。インデックス型とアクティブ型です。このうち、私はインデックス型をおすすめします。アクティブ型は、インデックス型に比べて必ずしも成績が良くないことと、信託報酬(保有することで掛かる手数料)が高いからです。対して、インデックス型なら市場平均が狙えます。後述しますが、過去は市場平均でも充分な成績です。
さらに、配当金再投資型と配当金分配型に分かれます。私は配当金再投資型をおすすめします。分配金は受け取るより、自動的に再投資された方が、投資効率が上がるからです。つまり、インデックス型かつ配当金再投資型の投資信託が資産形成には向いているでしょう。