不動産価格の高騰が止まらない2つの理由…不動産インフルエンサー「例え金利が上昇しても”暴落はないと予想”

日本の不動産価格は高騰が続いており、その勢いから「不動産バブル」と称される状況になっている。今後の市場動向に多くの関心が寄せられているわけだが、一体なぜこのような価格上昇が発生しているのだろうか。そもそも今は本当に不動産バブルなのか?
そこで今回は、物件の累計投資総額約4億円で、不動産に関する情報をYouTubeにて発信する、チャンネル登録者数25.7万人のもふもふ不動産もふ (HORIJUKU株式会社取締役菊地夏紀氏)X:@mofmof_investor)が、不動産バブルの実情について解説する。
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「高騰しているように見えるだけ」
ーー現在「不動産バブル」と言われていますが、そもそも“バブルの定義”とは何なのでしょうか?
人それぞれにバブルの定義は異なるかもしれませんが、バブルとは「本来の価値を大きく上回る価格で取引され、投機目的でさらに価格が上昇し、その結果としてますます購入者が増える状況」です。いわば、チューリップの球根バブルのようなものですね。
球根自体に本来の価値はないにもかかわらず、皆が価値があると考えて購入することで価格が上がっているわけです。本来の価値とはかけ離れているので、いつかはバブルが崩壊し価格が暴落します。