フリーライター1000万は稼げます【実践編】…私が安定して仕事を得られる「きっかけ」となった署名記事
単発の仕事を得られるものの、収入は安定しない
「仕事は得ているけれども、収入が安定しない」
「単発の仕事を待つだけで、本当にこれから先もやっていけるのだろうか」
これはフリーランスになって1年目、最初の半年間に感じたことです。フリーランスのジャーナリストやライターになったばかりで、同じような思いを抱く人は少なくないのではないでしょうか。
前回お伝えしたように、フリーランスになる前からの「ご縁」によって、独立直後から仕事を得ることができました。ただ、当初はほとんどが単発の仕事です。仕事を待っているだけでは、フリーランスとして続けていくことは難しいのではないかと思うようになりました。
私は「上阪徹のブックライター塾」で学んだものの、ブックライターとしての経験はなく、技術的にも未熟で、やっていける自信を持てていませんでした。また、ブックライティングの場合、長い時間をかけて取材と執筆をしても、多くの場合、原稿料が入ってくるのは書籍が出版されてからです。毎年多くの冊数を手がけるようにならなければ、収入が安定しない面もありました。
それに、最初は仕事を受注できさえすれば良いと思っていたため、自分がフリーランスとしてどのような方向に進んでいくのかを考えた行動をしていなかったのも事実です。半年が経って、考え直さなくてはならない時期にきたと感じました。