手取り15万円・負け続きの個人投資家を「常勝投資家」に変えたたった1つのこと…累計7000名以上を指導してきた投資スクール主宰の教え

元プログラマーで個人投資家の投資家プログラマーGo(以下Go)さん。手取り15万円の会社員時代に経験した生活の苦しさが忘れられず、稼ぐ手段を模索。そこで投資家の道を選択したものの、もちろん最初は苦しいことの連続だったそう。今では連勝続きの投資家になり、累計7000名以上が参加した投資スクールの主宰にもなっているGoさんの、投資遍歴を伺った。短期連載全3回の第1回。
目次
プログラマーとして活躍、自社株買いで大きな利益に
――投資家になった経緯を教えてください。
投資のはじまりは自社株買いでした。新卒で入社した情報通信系の会社が上場する前に、自社株が買える機会があったので、そこで初めて株を買いました。
しかし、2010年に退職するまでは株を買ったという実感もなく、自社株をただ保有しているだけで……。退職を機に証券会社に株を移管し、やっと株デビューをした気分になったのを覚えています。
また、自社株を買えたのは良いものの、問題なのは手放し方。当時は株の知識がゼロだったので、株を売るタイミングが分かりませんでした。私が買ったときは株価が200円ぐらいだったと記憶しているのですが、上場後は約2000円まで株価が上がる局面も。それを静観していると、いつの間にか約1000円まで下落。売りそびれたと感じました。
ところが嬉しいことに、株価が再び2000円程に上昇。ここぞとばかりに売却できました。今振り返っても、知識がないなかで良いタイミングで売買できたと感じています。
爆益を得た株ではなくビットコインに惹かれた理由
――株価が約10倍になったということですよね。株の魅力にハマったのはその頃ですか?