億超え投資家が米国市場に強いこだわりを持つ理由「“強いアメリカ”を信じている」ポートフォリオも全公開。「短期はSOXL、中・長期はVOO、米国債、高配当ETF」

兼業投資家の中には「FIRE」を目指す方もいるだろう。しかし、その達成に向けた具体的な知識を得る機会は意外と少ない。今回注目するのは、ブラック企業で働く傍ら投資をスタートし、現在では「プロの窓際」としてXでFIRE達成までの過程を発信している、ねこマン窓際☆FIRE 億猫万太氏(X:@Fire_2025_)。
2022年には“億り人”となり、FIRE達成を目前に控える兼業投資家だが、彼はどのようにして現在の資産を築いたのか。みんかぶ短期連載「億超えの兼業投資家が示す、FIREへの道筋」
最終回では、ねこマン氏のポートフォリオと情報収集源、さらに株式相場の見通しについて話を伺った。
目次
短期は「SOXL」、中・長期は「VOO、米国債、高配当ETF」
――ねこマンさんのポートフォリオについて教えてください。
私のポートフォリオの内訳は、以下のとおりです。
・VANGUARD S&P 500 ETF (米国株インデックス:VOO)3,000万円
・米国債:3,000万円
・高配当ETF(サテライト運用):600万円
・キャッシュ:6,600万円
総合計:1億3,200万円
一見すると、主軸であるはずのVOOの割合が少ないように見えますが、これは買い場が少なく、割安な投資先を優先した結果、VOOの割合が減少したからです。