元サラリーマン、5年1億投資家に!買う株をどうやって選んでいるかを解説…「3500万円損切り事件」の顛末
個人投資家「kenmo」氏(X:@kenmokenmo)は、20代後半から株式投資を始め、5年目にして資産1億円を突破。現在は2億円以上を運用しており、株式投資の傍ら、数多くの企業のIRセミナーの主催やIRの支援などを行っている。そんな氏が、どんな投資を行い、どんな投資ポリシーを持っているのか、全3回にわたってインタビューをお届けする。第2回目となる今回は、「投資の銘柄選び」について聞いた。
目次
株式投資は「ロング」のみ購入
――kenmoさんの株式投資の基本スタイルについて教えていただけますか。
基本的には、ロング(買い)のみです。株を持つ時間軸については相場や銘柄によって臨機応変に変えています。前回のお話のように、基本的には長期目線で持つべきだと考えています。
――銘柄選びの基本的な戦術について教えてください。
基本的には、決算のタイミングでエントリーします。IR関係の仕事をしているので、IR説明会を聞いて気になった企業をストックしておいて、いざ決算が出たタイミングで買います。決算内容と将来的な成長が期待できる企業でありながら、それがまだ株価に織り込まれていない企業を狙うのです。
「決算」と「株価」の関係性に注目している
――なぜ決算書を重視するのでしょうか。