「現金はゴミ。1日でも早く投資しなさい」資産2.8億の兼業投資家が掲げる不屈の”投資戒律”&銘柄選定ルールを暴露

本稿で紹介している個別銘柄:日本通信(9424)
リーマンショックやコロナショックなど、過去数十年にわたりさまざまな金融危機が到来しているが、大暴落後に投資を始めて資産を築いた個人投資家も少なくない。
今回クローズアップする24万株氏(X:@24_9424)もそのひとりで、リーマンショック時の円高をチャンスと捉え、日本通信(9424)を24万株購入し、その後の株価上昇で億り人となった人物だ。
一時は資産が約6000万円まで減少するなどの苦難を経験したが、2024年7月現在では、約2億5000万円まで見事に回復している。
みんかぶマガジン短期連載「億り人の兼業投資家が話す、逆境の投資術」。
第1回は、24万株氏の投資遍歴と投資におけるマイルールについて話を伺った。
目次
日本通信で資産3億円達成も、なんと約6000万円に…
ーー24万株さんの投資遍歴について教えてください。
大学生の頃、奨学金を使って株式投資を始めようと考えていましたが、踏み出せずいたところでリーマン・ショックが起きました。1ドルが80円台とかなりの円高になり、これはアメリカ株を購入する絶好のチャンスだと感じ、Appleの株を購入しました。
Appleの株を購入した理由は、私自身、iPodなどのApple製品が好きだったこともありますが、ソフトバンクからiPhone3Gが発売され、これが世界中でブームになると感じたからです。その後、初めて購入した日本の株が日本通信(9424)でした。
ーー日本通信を購入したきっかけは何だったのでしょうか?