「FXが苦手な人ほどスキャルピング」総資産15億円FX投資家が教える、1億円貯めるための最短ルート
2024年8月5日、日経平均株価は過去最大の4451円の下落を記録し、ドル円相場も急落。ドル円は142.13円前後まで下落し、1月3日以来の安値を更新した。
前代未聞の大荒れ相場となり、多くの投資家が狼狽売りする中、カリスマFXトレーダーのジュンFX氏 (X:@jun123789)は何を考え、どのような行動を取っていたのだろうか?
みんかぶマガジンの短期連載「カリスマFXトレーダーが示す、億り人への道」の第1回では、1億円を貯めるための最短ルートについて話を伺った。
目次
毎日同じ時間にチャートを見て“癖”を掴め
ーージュンFXさん、1億円を貯める最短ルートについて教えてください。
資産や経験がまったくない状態と、ある程度勝てるようになった状態では投資手法が変わります。ただし、どのフェイズにおいても「毎日同じ時間にチャートを見る」ようにしましょう。なかでも市場が開いてからの流れが大切ですので、9時少し前から10時過ぎまでは見るべきです。続けていけば、動きに何らかの癖が見えてくると思いますので、それをもとに投資するのがベストですね。
また、FX投資では「時間軸を無視した手法」が紹介されることがありますが、むしろその時々の傾向を掴むほうが大事です。例えば「最近、東京時間から上がっているな」「欧州市場がオープンしたけど、東京時間の流れを全部否定しているな」など、長期間見ているとそうした傾向、つまり癖が見えてきます。そしてそれを見つけることが、大きく勝つための近道だと思っています。
ただし、癖に関しては再現性のある見方はなく、見続けることでしかわからないものだと思います。仮にそういったティップスが世に出ても、今の時代だと瞬時に広まってしまいますからね。
スキャルピングはフルレバレッジがマストだ
ーーでは、ある程度勝てるようになってからの投資方法とは?
FX投資において、デイトレードのように時間軸を長くしてフルレバレッジ(※)をかけた場合、一度負けてしまうと次に同程度のロッドが張れなくなり、最終的には退場してしまうケースも少なくありません。
※FX投資では最大で25倍のレバレッジをかけられる
一方、私が実践しているスキャルピング(※)手法は、非常に短い時間での売買を行うので、ポジションの保有時間も短いです。そのため、仮にフルレバレッジをかけたとしても、一度の取引で資産額が大きく変動することはありません。また、デイトレードに比べて取引回数が多いため、それだけチャンスも増えます。なので、スキャルピングにおいてはフルレバレッジが最適解だと考えています。
※数秒から数分という極めて短い時間枠で繰り返し取引を行い、利益を重ねていくもの
大暴落時のようなタイミングこそ、勝負し続けよ
ーーでは、上記の投資スタイルを実践して、どのように勝ちにいけばよいのでしょうか?