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トランプ関税暴走で2億円育ママ投資家「ポジションをゼロにすることもアリです」トランプ発言でねらい目なセクター・米国株

本稿で紹介している個別銘柄:ニューコア(NUE)、ダウ(DOW)、キャタピラー(CAT)

 トランプ政権の再来で、2025年の株式市場はまさにジェットコースター状態だ。関税政策の発言が二転三転し、日米安保への不満や原油安政策が相場を揺さぶるなど、方向感を見失った状況が続いている。

 2024年の安定ムードから一転、混沌とした市場の中、一流個人投資家たちはどう動いているのか。

 今回は、資産2億円を築いた育ママ投資家・ちょる子氏(X:@kabu_st0ck)に、2025年の投資戦略を聞いた。短期連載全2回の第1回。

(2025年3月14日取材)

目次

ボラ高すぎてキツイ…。トランプ関税が暴走中

ーーまず、直近の株式相場を振り返ってみていかがですか?

 正直なところ、かなりキツかったですね(笑)。株式市場全体のボラティリティが異常に高くて、もう何もしたくないというのが本音です。レンジ相場もどんどん切り下がってきて、本当にシンドイ状況ですよ。

ーーその要因は、やはりトランプ氏の政策にあるのでしょうか?

 そうですね、やはりトランプ氏の関税政策が行き過ぎているのが大きいと思います。

 関税政策はトランプ氏の就任から予見されていましたが、その度合いは2025年初頭には「対中関税を25%引き上げれば、全世界のGDPが0.4%程度下がる」と思っていたのが、今度は「全世界に25%の関税をかける」方向になり、そうなると全世界のGDPは1%下がります。かなりの悪材料ですし、ついていくのが大変ですよ。

ーー関税引き上げのペースや方針も、定期的にブレている印象がありますね。

 最近の傾向を見ていると、トランプ氏は「やっぱり関税を掛けない」と言ってみたり、また急に方向転換したりで、せめて方向性だけでも明確にしてほしいです。

トランプ第一政権時より、ボラが大きくなりそうです…。

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