どうやったら早く儲かる? 資産2億円を達成した人気育ママ投資家ちょる子が導き出した「答え」とは

みんかぶマガジンでも高い人気を誇る育ママ個人投資家、ちょる子氏。会社員として、そして二児の母として多忙な日々を送りながら、株式投資で驚異的な成果を上げてきた。資産2億円を達成するまでに至った、独自の投資哲学とは——。
ユニークな投資手法を進化させながら投資の第一線で結果を出し続けているちょる子氏に、波乱万丈の投資遍歴から日々のトレードスタイル、さらには今後の市場展望や子育てと投資の両立術まで、余すところなく語ってもらった。短期連載全4回の第3回。(取材日:4月18日)
目次
ちょる子氏が見る今の市場「正直あまりポジションを持ちたくない」
——監視銘柄はどのように決めているのですか?
その年のテーマとなるセクターを決めています。例えば2024年は半導体の年でした。今年であれば、防衛や金融かなと。ただ、目先は金利が上がらないという話になっているので、今はテーマ株はあまり触らず、高配当株だけ持っている感じです。
——それはトランプ大統領の影響も?
そうですね、2つ理由があります。一つはトランプさんの影響。もう一つは「辰巳天井」という相場格言です。去年が辰年で天井をつけ、今年は巳年で一旦落ち着き、午年で下がるというものです。トランプさんが大統領になり、日本でも参院選が終われば、政策が出尽くしとなって夏頃に一旦天井を迎えるのではないかと見ています。なので、正直あまりポジションを持ちたくないんです。2026年の末までは、高配当と優待は持っていてもいいですが、それ以外は持ってなくてもいいかな、という気持ちです。
いったん「在庫処分」? 最近の投資ライフ
——いったん手仕舞い、在庫処分といった感じでしょうか。
在庫処分というほどではありませんが、これだけボラティリティがあれば、大型株でもデイトレのチャンスはありますからね。今日もここに来る前にディスコをトレードして、24万円ほど利益が出ました。
——ミーティング前に! 本当に隙間時間でトレードされるんですね。
そうですね。ただ、基本的にはポジションを持たずに取材などには臨むようにしています。ソワソワしてしまいますから。その予定に集中できるようなポジションにするように心がけています。
株価の行方どうなる「基本的には年始から…」
——長期で見ると、今はもうほとんどのポジションを手仕舞いされているのですか?