スモビジ起業で億り人になった連続起業家が「儲かるスモビジ」の作り方を初告白 “スキルなし・コネなし”でも稼ぎまくれる最短ルートとは

特別なスキルもまとまった資金も持たないごく普通の会社員や主婦が、スモールビジネスで稼ぎまくることはできるのか。ゼロから立ち上げた事業をたった数年のうちに約1億円で売却した連続起業家の酒井まん氏は、「40代・50代からでもスモビジで一発逆転することは十分可能だ」と断言する。
儲かるビジネスアイデアの見つけ方から、副業で月100万円を稼ぐための「不労所得」構築法まで、普通の人が副業スモビジで儲けるための極意を同氏にたっぷりと語っていただいた。全4回の第1回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「副業・スモビジで億り人に――令和の“稼ぎ方”新常識」の一部です。
目次
25歳で1億円を手にした起業家が語る「儲かるスモビジ」の作り方
皆さんこんにちは。連続起業家として「儲かる事業作り」を生業にしている酒井まんです。
僕はこれまで、25歳のときに女性向け美容サイトを上場企業に約1億円で売却した経験を皮切りに、通販事業やInstagramアカウントの運用事業など、数々のスモールビジネス(スモビジ)を立ち上げては売却する、ということを繰り返してきました。
現在は、儲かっている会社を取材するYouTubeチャンネルを運営したり、M&Aの仲介やコンサルティング、さらには梅干しサワー専門店の経営まで、ジャンルを問わず色々なビジネスを展開しています。
副業スモビジで本気で稼ぐための「最短ルート」を公開
そんな僕の元には、ありがたいことに日々たくさんの相談が寄せられます。
「どうすれば儲かるビジネスのアイデアを見つけられますか?」
「初心者が新規事業で成功するには、どうすればいいですか?」
「会社員をしながら副業で月10万円稼ぎたいです」
「40代ですが、今からでも人生一発逆転は可能でしょうか?」
この記事では、そんな皆さんの疑問に、僕自身の経験と、数多くの成功者を取材してきた知見を総動員してお答えしていきたいと思います。
必要なのは才能じゃない 誰でもできるスモビジの儲け方とは
僕自身、特別な才能があったわけではありません。かつては静岡の地元の大学に通っていた、ごく普通の学生でした。そんな僕がなぜ、25歳という若さで事業を売却し、今もこうしてビジネスの世界で生き残ることができているのか。
その秘訣は、けっして小難しい理論や、一部の天才にしかできないような特別な方法ではありません。誰でも、今日からでも実践できるような考え方と行動の積み重ねです。
この連載記事を読み終える頃には、スモビジや副業で成功するために今何をすべきか、どうすれば自分の力で稼ぎ、人生の主導権を握ることができるのか、その具体的な道筋が見えているはずです。
少し長くなりますが、ぜひ最後までお付き合いください。
「スキルなし・コネなし」でも事業立ち上げで成功できたワケ
僕のキャリアの原点は、大学時代に遡ります。
静岡県浜松市で生まれ育ち、地元の国公立大学に進学しました。受験勉強から解放されて、正直、大学生になって特にやることもなかったんです。「大人になったらやっぱりお金をたくさん稼ぐのがいいんだろうな」くらいの漠然とした考えから、自分で事業を作ってみようと思い立ちました。
最初に手掛けたのは、地元の浜松に特化した求人サイトです。プログラミングなんてできませんから、自分で必死に調べてサイトを作り、地元の居酒屋に飛び込みで営業をかけたりもしました。それ以外にも、工事現場、車屋、とにかく色々なバイトを経験しました。今思えば、この頃の「まずやってみる」という経験が、後の僕の基礎を作ってくれた気がします。
大学を卒業してちょっとしてから東京に出てきて、宅建の資格を持っていたこともあり不動産系のベンチャー企業に入社しました。でも、やはり自分で事業をやりたいという思いは消えませんでした。
なぜ事業開始からたった2年で“億り人”になれたのか
そんなとき、友人から「こういうウェブサイトが今、伸びてるらしいよ」という話を聞いたんです。それは、化粧品のおすすめなどを検索すると上位に表示されるような、情報をまとめたウェブサイトでした。
「じゃあ、俺やるわ」
その一言が、僕の人生の大きな転機になりました。女性向けの美容情報をまとめたウェブサイト事業を立ち上げたのです。当時はまさにトレンドで、Googleがそういったサイトを評価してくれやすい時期でしたし、まだ競合もそこまでは多くなかった。友人が教えてくれたチャンスに、僕が「トライしたか、しなかったか」の差分でしかなかったんです。このフットワークの軽さが、最初の成功を引き寄せたんだと思います。
そして25歳のとき、この事業を上場企業に約1億円で売却することができました。
「数打てば当たる」は本当か 急に稼げなくなる人の特徴
よく「成功の秘訣は何ですか?」と聞かれますが、学生時代から25歳で売却するまでを振り返ると、答えはシンプルです。