「身近な優待株」では“億り人”になれない・・・資産2億円超の著名投資家が語る“参入障壁”で選ぶガチホ戦略

本稿で紹介している個別銘柄:住友商事(8053)、三井物産(8031)、岡谷鋼機(7485)、住友鉱山(5713)、イーグル工業(6486)、月島ホールディングス(6332)、TOYO TIRE(5105)、リオン(6823)、三菱UFJフィナンシャルG(8306)、INPEX(1605)、スカパーJSATHD(9412)、日本精機(7287)、ノリタケ(5331)、椿本チエイン(6371)、三精テクノロジーズ(6357)、イオン(8267)、ウェザーニューズ(4825)、プラネット(2391)、NOK(7240)、長府製作(5946)
高市早苗首相が率いる自民党が衆院選で圧勝し、相場が過熱する中、個人投資家の目は連日のように話題になるテーマ株や急騰銘柄に集まっている。
だが、流行のITグロース株に飛び乗ったり、身近な優待を目当てに小売株や外食株を売買したりするだけで、本当に「億」の資産を築くことができるのだろうか。
理屈の通じない相場が崩れ、いつか暴落が来たとき、あなたのポートフォリオはその逆風に耐えられるのか。
今回は、評価額2.3億円を突破した「なごちょう」氏のポートフォリオの一部を公開する。
なごちょう氏が重視しているのは、あえて人気セクターを追わず、「製造業」に厚く張る戦略だ。なぜ、そこに投資するのか。ほったらかしでも取得価額の2倍超に育つ銘柄をどう選ぶのか。鉄壁の銘柄選びと資金管理術に迫った。
みんかぶプレミアム特集「もう退場したくない! 高市トレードの『乗り方』」第3回。
目次
ほったらかしでイケる?メインは製造業
ーーなごちょうさんご自身のポートフォリオ戦略について伺いたいと思います。現在の評価額は、どのくらいになっているのでしょうか。
2026年2月17日終値時点で、証券口座の評価金額合計は約2億3197万円です。対して取得金額の合計は約1億2185万円なので、評価損益としてはプラス1億1000万円を超えている状態ですね。
以下、ポートフォリオの上位保有銘柄です。
保有株:1000株
保有株:800株
保有株:400株
保有株:400株
保有株:1000株
保有株:1000株
保有株:700株
保有株:1000株
保有株:1000株
保有株:800株
保有株:1000株
保有株:1000株
保有株:400株
保有株:1000株
保有株:1000株
ーー1億円以上の含み益ですか。それだけの利益を出すには、やはり一部の急騰銘柄に資金を集中させるなどのリスクを取っているのでしょうか。
いえ、私の場合は真逆です。初期投資額はどの銘柄もだいたい100万円〜150万円程度で、ほぼ均等に分散させています。
例えば、スカパーJSATHDは取得金額が47万5000円でしたが、今は270万円以上まで育っています。
意図していまの割合を構築したというよりは、安い時に買って長期保有していたら「勝手に育って、結果的にこういうポートフォリオになった」というのが正解です。
ーー現在のポートフォリオを拝見すると、総合商社を筆頭に、機械、化学、電気など圧倒的に「製造業」に偏っていますが、これは意図的なものですか。
はい、意図的です。サービス業はスカパーくらいですし、完全な小売業に至ってはイオン(8267)を100株持っている程度です。
オンラインで完結するようなIT系の企業も、ウェザーニューズ(4825)やプラネット(2391)を一部持っているくらいで、圧倒的に製造業系のウエイトが高くなっています。