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住宅ローンは「強制貯金装置」──年収600万円の会社員が4,000万円のマンションを買えた理由

(c) AdobeStock

 首都圏のマンション価格は、もはや「普通の会社員には買えない」と言われる水準に達している。そんな状況下で、26歳にして既に3軒のマンションを購入し、独自の資産形成を実践しているのが、むさこボーイ氏だ。

 新卒2年目で、武蔵小杉のマンションを購入。元大手不動産仲介会社勤務という経験を活かし、その後も毎年1軒のペースでマンションを買い進めてきた。そんな実体験に基づき「資産価値が落ちにくい物件選び」の鉄則から、不動産営業マンの嘘を見抜く方法、さらに世帯年収別のリアルな狙い目エリアまで、その全貌を語ってもらった。全5回の第1回。

 みんかぶプレミアム特集「マンション価格はまだ上がるのか」第1回。

目次

普通の会社員でも4,000万のマンションは買える

 皆さん、はじめまして。Xを中心に、マンション購入や不動産に関する発信をしているむさこボーイと申します。

 簡単に自己紹介をさせていただくと、大学卒業後に大手不動産仲介会社での勤務を経て、現在は会社を起業しています。私個人の最大の特徴は、26歳にして既に3軒のマンションを購入してきたという点にあります。24歳で1軒目、25歳で2軒目、そして26歳で3軒目と、社会人になってから毎年1軒のペースで自宅を買い進めてきました。

 不動産業界の内側に身を置き、マーケットをウォッチしながら、自分自身も一人の買い手として「実需(住むための家)」での資産形成を実践してきました。

 さて、この記事を読んでくださっている皆さんは、もしかすると「今マンションは高騰しているから無理に買って高値掴みをしたらどうしよう」といった不安をお持ちかもしれません。私も同じように悩んできた人間ですが、その立場から見えてきた「不動産を資産に変える」ための戦略があります。

会社員の強みは「信用力」

 私が1軒目のマンションを購入したのは、社会人2年目のときでした。実はこの2年目というタイミングは、会社員にとってマンション購入の「最速スタート地点」と言えます。理由はシンプルで、住宅ローン審査に不可欠な1年分の源泉徴収票が初めて手に入るタイミングだからです。

 住宅ローン審査において銀行が最も重視するのは「安定した返済能力」です。新卒1年目の場合は実績が足りませんが、2年目の春になり、丸1年分の年収が確定した瞬間、銀行から見た私の信用が初めて数値化されます。

 これは決して、20代だけの話ではありません。30・40代でも十分に当てはまる話で、今こそ「自分の信用がどう評価されているか」をシビアに考えるべきです。

 たとえば、30代で転職や独立を考えている方は多いでしょう。しかし、一度会社を辞めてしまえば、どんなに能力があっても住宅ローンという低金利で多額の資金を調達できる最強の武器は、一時的に使えなくなります。私も2軒目を購入した際は、起業を考えていたため、会社員という最強の信用があるうちに、あえて限界ギリギリまで攻めたローンを組みました。

「会社員としての信用のピーク」にある30・40代も同様に、住宅ローンという武器の使い時を逃すべきではないのです。

4,000万円ローンでも月の支払いはこのくらい

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この記事の著者
むさこボーイ

不動産仲介業に従事し、特に都心・近郊マンションの売買に強みを持つ20代。自身も2度のマンション購入経験を活かし、実需と投資の双方の視点を持つ。 X(@musako_boy)では、マンション好きとして不動産や資産形成に関する情報を日々発信。

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