「ChatGPTで1億円稼ぐ方法」ベテランAI開発者が匿名告発! ChatGPTに騒いでいるのはバカだけという本音…AIよりも藤井聡太
ChatGPTの登場以降、開発したOpenAIのサム・アルトマンCEOを日本政府が呼ぶなど、「とにかく何かすごいことが起きそう」な予感がしている。しかし約15年間も文章生成AIの開発に携わってきたという男性は、今のお祭り騒ぎに警鐘をならす。プレミアム特集「1億貯める! ChatGPT 投資・仕事革命」第3回は、ベテランAI投資家が匿名で実情を明かす。「代替されるのは、もとからいらなかった仕事だけです」。そんなベテランが語る、投資への活用法とは――!?
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プロ驚き屋が多すぎる世界のバカ騒ぎ
私は文章生成AIの開発に携わって、かれこれ15年近くなります。ありとあらゆる文章をAIに作らせてみては挫折して、また挑戦してという作業を繰り返してきたわけですが、この度のChatGPTの登場と、世間の狂乱っぷりには思うところがあります。端的に「これってそこまで期待していいんですか?」ってことです。ただの、プロ驚き屋が多すぎる世界のバカ騒ぎじゃないですかね。
ChatGPTは、私も時間を見つけては使っています。業務に組み込むには時期尚早と見ていますが、なにかいいビジネスアイデアはないかな、と探ってはいます。表向きは「いやーすごいですねー、我々もこれを使っていかねばならないですねー」なんて言ってますよ。なんか完全否定したら、老害扱いされそうじゃないですか。AI開発者だって組織人です。本音としてはなんというか、騒ぎすぎという気はしています。表では言わないですけどね。
最近「プロ驚き屋」という言葉が、SNS上でほんのすこし流行ったようです。ChatGPTについても、プロ驚き屋が大騒ぎしているような気がしてなりません。