ガソリン価格高騰で瀕死の国民にムチを打ち続ける鬼の岸田政権… 橋下徹「社会主義になってしまうのでは」このままでいいのか
岸田文雄首相の“社会主義化”が止まらない。小泉純一郎政権からの新自由主義的政策が「持てる者と持たざる者の格差と分断を生んだ」と主張する岸田首相は、主要政策として「新しい資本主義」を唱え、成長よりも分配に重きを置く。だが、その実態は取れるところから奪った果実を国が配るもので、想定される増税プランや社会保険料アップなどを見れば、飛び出す杭を打って「全国一律の金太郎飴」を作ろうとしているだけのように映る。
経済アナリストの佐藤健太氏は「岸田首相は大都市から財源を収奪し、『金太郎飴』をつくるために再分配しようとしている。やっていることは『新しい資本主義』ではなく、『新しい社会主義』そのものだ」と厳しい評価を下す。
経済成長を重視しない岸田政権に対して橋下徹「社会主義になってしまうのではないかと危機感」
岸田政権発足から2年近くが経過した。岸田氏は2021年9月の自民党総裁選時から分配政策の重要性を唱え、首相就任後初めての記者会見となった10月4日には「私が目指すのは、新しい資本主義の実現です」と強調。「成長だけで果実がしっかりと分配されなければ消費や需要は盛り上がらず、次の成長も望めません。分配なくして次の成長はなしです」と訴えた。