超常識的な党綱領の中身…減税と愛国”百田尚樹総理”に高まる期待「日本保守党は増税メガネが壊した日本を救うのか」

日本保守党が11月11日、大阪・梅田で初めてとなる「大阪街宣」を実施したところ、想定以上の人が集まったことは記憶に新しい。党首である百田尚樹氏の任期に支えられ、その党勢拡大は止まるところを知らない。
元小池百合子都知事の秘書で、政界事情に詳しい作家の小倉健一氏は「日本人が抱く『愛国心のトラウマ』の解決を百田総理に求める声が大きくなってきている」というーー。
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飛ぶように売れた百田尚樹のインタビュー
作家の百田尚樹氏が代表を務める「日本保守党」。その党員(一般党員の党費、年間6000円)が5万4000人を突破した。11月11日に開催された大阪梅田での街頭演説会では、あまりの聴衆の多さに安全面を憂慮した警察から中止の要請が入った。百田氏のインタビューをトップで特集した雑誌も飛ぶような売れ行きを見せているという。
百田氏は月刊誌「Hanada」(2024年1月号)で、日本保守党を結党した動機についてこう語っている。
「LGBT法案という日本を根底から破壊する天下の大悪法を、自民党は党内で反対が多いにもかかわらず、そうした声を一切無視し、ろくな審議もせずに党議拘束かけて強引に可決、成立させました。/あまりの怒りに、こんな暴挙を黙って見ているようでは、生きている価値がないとすら思い、せめて自民党に一太刀(ひとたち)浴びせたいとの思いで新党の立ち上げを決意しました」