「過疎地域を発展させる」無理ゲーに挑戦する石丸市長の方法論が絶対的に正しい理由…海外研究を見れば間違っていなかった
安芸高田市の石丸伸二市長インタビュー編の最終回は、経済誌プレジデント元編集長で作家の小倉健一氏が、石丸市長の市政の方向性の正しさについて論じる。連載「孤高のリーダー 元アナリスト市長の安芸高田戦記」全11回の最終回。
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日本における地方創生ほど虚しいものはない
日本における地方創生ほど虚しいものはない。砂漠に水を撒くように、東京を中心とする都市圏から吸い上げられた税金は、地方の無意味な事業に注ぎ込まれてきた。最近でいえば、「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」だ。こちらもコロナ対策なのに「地方創生」と名付けられている。予算の総額は、18兆3260億円となった。