「1人で裏金9000万円」(共同報道)の安倍派議員は誰だ…絶体絶命の岸田政権、支持率暴落が止まらない!ポスト岸田に二人の候補浮上
安倍派に所属する議員のうち数十人がキックバックを受け、議員側にキックバックされた資金の総額は、去年までに数億円にものぼるとされているようだ。松野博一官房長官、高木毅国会対策委員長、世耕弘成参院幹事長を巡っては それぞれ1000万円超のキックバックを受けるも不記載であった可能性をメディアが指摘している。一方で共同通信は最近の5年間で9000万円超のキックバックを受けた議員がいるとも報じている。一体誰なのだろうか。
自民党派閥の政治資金パーティー券問題は、戦後最大の汚職事件といわれた「リクルート事件」に匹敵するインパクトを与えるのは必至だ。東京地検特捜部は派閥からのキックバック(還流)を受けていたとみられる自民党議員らを政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)の疑いで調べており、特に最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)をロックオンする。これから岸田文雄政権や自民党はどうなるのか。政界事情に通じる経済アナリストの佐藤健太氏は「捜査の進展によって『ポスト岸田』をめぐる動きも激変するだろう。ポイントは誰が笑っているのか、にある」と見る。
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安倍派の中枢を担う「5人衆」に不祥事が発覚
「国政の遅滞を生じさせないために、適切なタイミングで適切な対応を考えている。今の時点では、それ以上申し上げることはない」。岸田首相は12月11日、記者団に厳しく対応していく考えを示した。安倍派所属の議員はキックバックという形で「裏金」を受け取った疑惑が連日のように報道され、政府・自民党を激震が襲う。