効果ない政策にバラマキ続ける”変わらない自民党”…岸田内閣「施政方針演説」原案入手!「子育て政策」中身に驚愕【スクープ】
岸田文雄首相が1月30日に行う予定の「第二百十三回国会における岸田内閣総理大臣施政方針演説」の原案を入手した。作家の小倉健一氏が全3回に渡ってその中身を解剖する。第2回は「子育て政策」について。小倉氏は「子どもを持っていない人々に、著しく不公平なばら撒き」と指摘するーー。
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自画自賛!これまでの子育て支援政策
自民党派閥の裏金問題などで岸田内閣は低支持率にあえいでいる。ANN(テレビ朝日系列)の世論調査(1月20、21日に実施)によれば、岸田内閣の支持率が政権発足以降最低の20.4%になった。政治資金を巡る問題で自民党の政治刷新本部の対策が再発防止に「つながる」と答えた人は16%で、「つながらない」が7割を超えた。岸田派の元会計責任者が立件されたことは岸田総理大臣に「責任がある」と答えた人が9割を超えた。
1月1日には能登半島地震が発災し、遅々として進まない政治改革、被災地の復興に国民の不満は爆発寸前だ。そんな今、国民の関心は、首相がどのような針路を示すのかにある。そして、同原案にはそれが記されている。本稿は原案にある「少子化対策」に絞って、岸田政権の方針を確認していこう。