「アホとバカの見本市」岸田政権を襲う辞任ドミノ…”死刑はんこ”法務省にポンコツ大臣しか就任しないワケ
死刑執行されれば、一人ひとりに怒号…地味じゃない死刑執行
「朝、死刑のはんこを押して、昼のニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職だ」議員会合で放った、この失言で11月11日、葉梨康弘法務大臣が更迭された。葉梨法務大臣が上記の失言をしたのは、9日夜のパーティーだった。その失言はすぐに霞が関中で噂になった。その結果、翌日の新聞紙面をにぎわせることとなる。
当人は、軽口のつもりで放った発言だろうが、当然であるが、世間はそのようには受け止めなかった。それは、やはり、法務大臣という死刑囚の命を預かる立場の人が、死刑を軽視したことにある。
さて、死刑執行が地味な仕事なのかどうかというと、現場からすれば「全くそんなことはない」そうだ。
「死刑が実施されると当然、報道されます。それから間もなくすると、死刑に反対する市民団体が法務省前で『あなた方に人の命を奪う権利はない』などと、拡声器を使った抗議活動を展開するのです。ひどい時には、帰り際に法務省から出てくる人物を見つけては『この人殺し』などと文句を付けてくる。法務省から出てくる人が全て法務省の職員というわけではないので、人違いで怒鳴られた人を見ると、正直申し訳ないですね」(法務省関係者)
ちなみに、長らく勤務すると抗議活動のサイクルが分かるようになるそうで、死刑執行の報道が流れるたびに、「また、抗議がくるよ…」とうんざりしていたそうだ。