「万博ネガティブ報道が怖くて維新音喜多はNHK予算に賛成」N党立花断言「NHKをぶっ壊さない人たち」役立たず

NHKから国民を守る党党首の立花孝志氏への直撃インタビュー全六回の第四回は、NHK予算案についてだ。今の与野党はNHKとどう向き合っているのかーー。
目次
NHK予算案に切り込んだのが日本維新の会・音喜多駿参議院議員
2024年3月29日、令和6年度NHK予算質疑において、NHK幹部や総務大臣に舌鋒鋭く切り込んだのが、日本維新の会・音喜多駿参議院議員だ。
「前田晃伸NHK前会長の改革の本質を否定して旧来の体制に回帰しようと受け取っている方々も、一部ではやはり、これはいらっしゃいます。そして、現場の職員、特に若い職員から、むしろこの人事制度改革の揺り戻しに対する不満の声も私は個人的にも伺っております」
「前田前会長は、提出した意見書(NHKの2024~26年度の次期中期経営計画案に対するパブリックコメント)の中で、現体制の人事制度修正について、改革派の職員は次々と姿を消す事態となった、 古い体制を維持する方向に火を切ったことは誠に残念と強い口調で批判をされています」
NHKの現在の経営陣は、管理職登用の選抜試験を廃止し、シニア層の積極登用を進める方針にかじを切った
朝日新聞デジタル(1月9日)によれば、<今回提出した意見書で前田氏は「NHKは、永年職員の高齢化、若手職員の退職等、極端な年功順列人事制度の弊害が表面化しておりました。私は、この前近代的な制度を改善しなければ、NHKに未来はないと考えました」「人事制度そのものも、密室評価から、かなり透明度の高い制度に変えてきました」と振り返っている>という。