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自分の金を守れ!著名FX投資家「止まらぬ円安、日本に打つ手なし」…一般人も賢い人はやっている「リスクヘッジ」の為替取引手法

 政府・日本銀行(日銀)が巨額介入を行っても、円安のトレンドは一向に変わる気配がない。そんな中、元銀行員で為替に関する情報を発信しているYS氏は、「もう日本に打つ手はない。日銀は円安を容認した」と見る。今後注視すべき指標と、円安が進むいまだからこそ取るべき選択肢について、YS氏に伺った。 みんかぶプレミアム特集「クライシス円安」第4回ーー。

目次

日銀は円安を容認した

 植田和男氏が日銀の総裁に就任してから約1年2か月。その間に日銀はマイナス金利政策の解除やイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の撤廃に踏み切りました。思い切った決断とも言えますが、マイナス金利政策を解除しても為替は円安方向に進みました。 

 こうなると、日本が切れるカードは二つしかありません。一つは「このまま円安を容認する」カード、もう一つが「利上げを進める」カードです。当初植田総裁の頭の中には、どちらの選択肢もあったはずです。ただし4月末に開かれた金融政策決定会合で追加利上げを見送り、金融政策の現状維持を表明したことからも、「日銀は円安を容認するカードを切った」と私は見ています。 

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この記事の著者
YS

個人投資家。元銀行マン。銀行を退職し、27歳からはじめたFXでトレードを重ね、4年後の31歳で資産1億円を達成。現在は米国株投資をベースにFXを活用する形で資産を積み上げている。ブログ「YSのドル円観測日記」を運営している。(X:@yys87495867)

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