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最凶アクティビスト田端信太郎VSメルカリの行方!「米国事業88億円の赤字」売上減、赤字幅減をどう見ればいいのか、撤退するべきなのか

本稿で紹介している個別銘柄:メルカリ(4385)

 メルカリが国内ベンチャー企業の星として上場してから6年を経過した。国内フリーマーケット事業は順調に成長が続く一方で、上場前より注力する米国事業は苦戦が続き約90億円の赤字を計上した。株価も安値に沈んでいる。フィンテック事業が立ち上がるという好材料がある中で、今後の株価や米国事業の行方が注目される。みんかぶプレミアム特集「決算書1000本ノック」第2回ーー。

目次

上場から6年が経過したメルカリ

 日本のベンチャー企業の星として上場を果たしたメルカリ<4385>も、2018年6月の上場から既に6年が経過しました。フリマアプリとしてメルカリは定着した一方で、企業としての業績はその後どうなっているのでしょうか?下記がメルカリの直近3期の決算と今期の予想決算です。

  • 2021年6月期 売上高1,061億円、営業利益51億円、当期純利益57億円
  • 2022年6月期 売上高1,470億円、営業利益▲37億円、当期純利益▲75億円
  • 2023年6月期 売上高1,720億円、営業利益170億円、当期純利益130億円
  • 2024年6月期(予想) 売上収益1,900億円、営業利益165億円、親会社の所有者に帰属する当期利益120億円

※2023年6月期までは日本基準、2024年6月期以降はIFRS基準

 2022年6月期は赤字決算となったものの増収が続いており、2023年6月期は100億円を超える最終利益を計上しました。

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この記事の著者
石井僚一

金融・投資ライター 大手証券グループ投資会社への勤務を経て、個人投資家・ライターに。株式や為替の関連記事、IPO関連記事、資産運用記事などを執筆中。ブックライティングやインタビューも手掛けている。 Twitter:@writerIshii

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