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半導体バブルで「株価爆騰」…国内時価総額6位の東京エレクトロン、真価が問われるのは「2026年3月期」のワケ

本稿で紹介している個別銘柄:東京エレクトロン(8035)、エヌビディア(NVDA)

 株式市場ではNVIDIA(エヌビディア)を代表にAI銘柄=半導体銘柄という状態であり、国内でも東京エレクトロン株がAI銘柄として大きく上昇している。しかしNVIDIAが堅調な業績推移を見せる一方で、東京エレクトロンの2024年3月期決算は減収減益となった。AIブームを背景に国内時価総額第6位まで上昇した東京エレクトロンについて、その業績を見てみよう。みんかぶマガジン特集「決算書1000本ノック」第10回。

目次

国内を代表する半導体銘柄、東京エレクトロンは時価総額6位に浮上

 世界No.1の時価総額となったNVIDIAがAIの代表銘柄、というのは異論のない所でしょう。NVIDIAは画像半導体からスタートし、現在はAI半導体を手掛ける「半導体企業」です。

 株式市場では、AI銘柄=半導体銘柄、という面が強い状態です。国内も同様であり、半導体銘柄がAIブームを背景に上昇しています。国内を代表する半導体銘柄であった東京エレクトロン<8035>は、国内を代表するAI銘柄ともいえる状態となり、今や国内時価総額第6位(6月27日終値)の日本の株式市場を代表する銘柄となりました。

東京エレクトロンの成長度合いは2026年3月期に判明

 東京エレクトロンの業績推移及び来期予想は下記となります(日本基準)。

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この記事の著者
石井僚一

金融・投資ライター 大手証券グループ投資会社への勤務を経て、個人投資家・ライターに。株式や為替の関連記事、IPO関連記事、資産運用記事などを執筆中。ブックライティングやインタビューも手掛けている。 Twitter:@writerIshii

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