イーロン・マスクの二枚舌「実はハリス当選のが恩恵」…世界経済「分岐点」！ハリス株、トランプ株、大統領選銘柄６選
本稿で紹介している個別銘柄：ロッキード・マーチン(LMT)、シェブロン(CVX)、フォード(F)、テスラ(TSLA)、ネクステラエナジー(NEE)、マイクロソフト(MSFT)
2024年11に米大統領選挙が行われる。老いが目立ったバイデン大統領に代わり、ハリス副大統領が民主党の候補となり、共和党・トランプ前大統領との大統領選挙は接戦となっている。大統領で政策が大きく変わる米国において、ハリス大統領とトランプ大統領が誕生した場合、それぞれ上昇期待のある銘柄を取り上げた。みんかぶプレミアム特集「株で一人勝ち！メガトレンド１２」第１回ーー。
目次
4年に1度の米国のお祭り大統領選挙
2024年は4年に1度の米大統領選挙の年で、11月に選挙が予定されています。大統領選挙は選挙人選出という独特の選挙制度もあいまって、米国では地域のお祭り状態となります。
民主党は現職のバイデン大統領が出馬を見送りハリス副大統領が出馬し、共和党はトランプ前大統領が出馬するという、過去に例を見ない選挙戦が展開中です。
ハリス副大統領とトランプ前大統領では目指す政策の方向性が大きく異なります。どちらが勝利するかで、米国の政治そして経済は大きく方向性が変わります。以下ではトランプ前大統領・ハリス副大統領が当選した際に、それぞれ上昇が期待される銘柄を取り上げました。
注目は防衛だけじゃない！トランプ銘柄3選
Lockheed Martin（ロッキード・マーチン：LMT）
トランプ前大統領は政権公約で米軍の強化を打ち出しています。米国には兵器関連企業が複数ある中で、最大の企業はF-35戦闘機などを手掛けるロッキード・マーチンです。トランプ前大統領の再登板の際は、ロッキード・マーチンの業績拡大が期待されます。
Chevron Corporation（シェブロン：CVX）
シェブロンは米国及び世界を代表する原油やガスなどのエネルギー開発企業です。トランプ前大統領の政権公約では、エネルギー開発の推進もあげられています。米国でエネルギー開発を語る際、シェブロンは欠かせない企業です。トランプ政権下で脱酸素の方向性の緩和などが行われエネルギー開発が進めば、シェブロンの業績拡大の契機となる可能性があります。
トランプ前大統領は反電気自動車を公約にあげています。米国ではハイブリッド車の販売が好調で、トヨタとホンダの日本勢がその恩恵を受けています。米国の自動車メーカーでは、フォードがハイブリッド車で売上を伸ばしている企業です。トランプ前大統領の政権復帰で反電気自動車の政策が本格化すれば、米国の自動車メーカーの中でハイブリッド車に強いフォードに注目が集まる可能性があります。
