安心して長期保有!配当で投資資金回収も、…で国内注目ディフェンシブ銘柄5つ…業界変動少ないからこそのスーパーメリット
本稿で紹介している個別銘柄:JT(2914)、花王(4452)、ライオン(4912)、カルビー(2229)、日清食品HD(2897)
株価や業績の変動が少ないディフェンシブ銘柄は、株式市場の上昇期は忘れ去られる傾向にある。しかし良くも悪くも安定しており、安心して保有できる銘柄だ。安心して長期保有できる国内ディフェンシブ銘柄を取り上げる。みんかぶプレミアム特集「2025年最強銘柄84」第6回「ディフェンシブ」ーー。
目次
相場変動はあるものの過度な値動きが少ないディフェンシブ銘柄
株式投資には株価上昇によるリターンが期待できる反面、相場の急落時には株価も急落するリスクがあります。グロース銘柄中心に上昇する時も下落する時も値動きが激しい銘柄がある一方で、良くも悪くも値動きが少ない銘柄もあります。このような銘柄はディフェンシブ銘柄と呼ばれており、株式市場の上昇期は、上昇スピードが遅く忘れられた存在となることが多いです。しかし下落期は株価に下方硬直性があり、注目を集めることがあります。
ディフェンシブ銘柄はどんな業界の銘柄か
ディフェンシブ銘柄は業績の変動が少ない銘柄及び業界の銘柄が中心です。トイレタリー(生活)用品銘柄、食品銘柄など、景気変動の有無に関係なく一定の需要がある業界の銘柄が該当します。
業績の変動が少ないため株価変動も少ない傾向にあり、株式の保有を続けても面白みに欠ける銘柄です。ただし、配当があれば安心して保有ができ、配当により長期的に見れば投資資金を配当で回収も可能です。
ディフェンシブ銘柄は、株式投資における債券に近い存在と言えるでしょう。