「平日夜1時間」の副業で“月収10万円アップ”を実現する方法を「元普通のサラリーマン」が伝授 会社員が今すぐやるべき資産形成術の全貌とは
物価高と増税が家計を直撃し、終身雇用も崩壊しつつある現代。「会社の給料だけに頼って生きていけるのか」という不安は、多くの会社員にとって切実な問題だろう。しかし、ごく普通の会社員から高給フリーランスへと転身したずみさん氏(@itaku_labo_ceo)は、「副業で月収10万円を稼ぐのに、特別なスキルも才能も必要ない。本業の業務経験こそが最強の武器になる」と断言する。
本稿では、多くの人が陥りがちな「キラキラ副業」の罠と、リスクを最小限に抑えて月10万円を確実に稼ぎ出す「業務委託」の極意を同氏が徹底解説。副業で賢く稼ぐためのコツから、具体的な案件獲得術まで、凡人サラリーマンが経済的自由を手にするための「生存戦略」の全貌を語っていただいた。全6回の第3回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「副業・スモビジで億り人に――令和の“稼ぎ方”新常識」の一部です。
目次
「平日夜1時間」の副業で“月収10万円アップ”を実現する方法
「副業で月10万円」と聞くと、多くの人は「そんなの無理だ」「自分にはハードルが高すぎる」と反射的に感じてしまうかもしれません。しかし、数字を因数分解して冷静に考えれば、それが決して非現実的な目標ではないことがわかります。
感情論ではなく、算数で考えてみましょう。
例えば、あなたが業務委託で、ある程度の専門性が必要な仕事(例えばITコンサルやPMOなど)を受けたとします。時給換算で5,000円の仕事だとしましょう。
月10万円を稼ぐために必要な労働時間はどれくらいでしょうか?
100,000円 ÷ 5,000円 = 20時間 です。
たったの20時間です。
1ヶ月は4週間ありますから、週に換算すると5時間です。土日にそれぞれ2.5時間ずつやるか、平日の夜に1時間ずつやれば達成できる数字です。
サラリーマンが「副業で月10万円」稼ぐのは簡単だ
「いやいや、時給5,000円なんて高すぎるよ」と思われるかもしれません。では、少しハードルを下げて、時給3,000円で計算してみましょう。
100,000円 ÷ 3,000円 ≒ 33.3時間 です。
約33時間。1ヶ月は30日ありますから、1日あたりに換算すれば、わずか1.1時間です。どうでしょうか?
本業で毎日8時間から9時間働き、さらに残業を1〜2時間している人であれば、すでに1日10時間以上働いていることになります。その生活の中に、あと1時間分、別の会社の仕事を組み込むだけで、月10万円という収入は実現可能なのです。