副業市場で「40代・50代こそ最強」であるワケを元会社員の“高給フリーランス”が解説 「経験値」を高値で売る“中年世代のための副業戦略”はこれだ
物価高と増税が家計を直撃し、終身雇用も崩壊しつつある現代。「会社の給料だけに頼って生きていけるのか」という不安は、多くの会社員にとって切実な問題だろう。しかし、ごく普通の会社員から高給フリーランスへと転身したずみさん氏(@itaku_labo_ceo)は、「副業で月収10万円を稼ぐのに、特別なスキルも才能も必要ない。本業の業務経験こそが最強の武器になる」と断言する。
本稿では、多くの人が陥りがちな「キラキラ副業」の罠と、リスクを最小限に抑えて月10万円を確実に稼ぎ出す「業務委託」の極意を同氏が徹底解説。副業で賢く稼ぐためのコツから、具体的な案件獲得術まで、凡人サラリーマンが経済的自由を手にするための「生存戦略」の全貌を語っていただいた。全6回の第6回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「副業・スモビジで億り人に――令和の“稼ぎ方”新常識」の一部です。
目次
副業で1円も稼げずに終わる人の「典型的な間違い」とは
いざ副業サイトに登録して応募を始めても、最初はなかなか案件が決まらないかもしれません。
ここで多くの人が陥る罠が、「数件応募して落ちただけで諦めてしまう」ことです。
転職活動であれば、転職エージェントが間に入って、「今回は残念でしたが、次は頑張りましょう」「この企業の傾向はこうです」と励ましてくれたり、アドバイスをくれたりします。
しかし、副業探しは基本的に「孤独な戦い」です。誰からもフィードバックはなく、不採用通知がメールで届くだけ。
これが続くと、「自分には価値がないんだ」「やっぱり副業なんて無理なんだ」と落ち込んでしまい、そこで辞めてしまう人が非常に多いです。
しかし、現実はそんなに甘くありませんし、逆に言えば、落ちるのはあなたのせいではありません。