会社員時代の経験を“切り出して売る”だけで「月30万円」稼ぐ方法とは 7億円で事業売却したスモビジ起業家が語る「スモールビジネスの必勝法」
起業や副業への関心が高まる一方、世の中には実態のない情報や再現性の低いノウハウが溢れている。そんな中、手堅い「スモールビジネス」で会社を組織化し、2024年に7億円での事業売却を成し遂げた起業家・わさびのくりやま氏(@biz_kurichan)は、「成功への最短ルートは、すでに答えが出ている市場にある」と説く。
本稿では、同氏が実体験から導き出した「ゼロから資産を作る全技術」を徹底解説。なぜ「飲み会の雑談」がビジネスの勝機になるのか。凡人でも勝てる「代行ビジネス」や、利益を最大化するAI活用術とは何か。資金もスキルもない状態から、泥臭くも合理的な戦略で莫大な収益を得るまでの道筋を、余すところなく語っていただいた。全6回の第4回。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「副業・スモビジで億り人に――令和の“稼ぎ方”新常識」の一部です。
目次
顧客は「想像できるもの」しか買わない
ビジネスを考える上で、もう一つ大事な視点があります。それは「人は自分の想像できるものしか買わない」という消費者心理です。
どれだけ画期的なサービスで、どれだけ高度な技術を使っていても、お客さんが「それを使うとどうなるのか」を具体的にイメージできなければ、財布の紐は開きません。例えば、まだこの世にない全く新しい概念のサービスを作ったとして、それを説明するのに1時間かかるとしたら、それは売れません。
既存のサービスを「少し便利」にするだけで、十分お金持ちになれる
逆に、「ハウスクリーニング」と言えば、誰でも「部屋が綺麗になるサービスだ」と分かります。「税理士紹介」と言えば、「税金の相談ができる人を紹介してくれるんだな」と分かります。このように、既存のカテゴリの中にあり、商品名を聞いただけで内容が想像できるビジネスは、安心感があるため売れやすいのです。
起業初期は、認知を広げるための広告費もありません。だからこそ、説明コストがかからない、分かりやすい商材を選ぶべきです。「これはこういうものです」と一言で伝わり、10人に聞いたら1人が「ああ、それなら必要だね」と言ってくれるような、すでにニーズが顕在化している領域で勝負する。奇をてらったイノベーションを起こそうとするのではなく、既存の「当たり前」を、少し安く、少し早く、少し便利に提供する。それだけでビジネスは十分に成立します。