過去96銘柄でテンバガー達成した2.5億円投資家が2026年注目する2銘柄…「日本政府は金利政策で一段と難しいかじ取りが要求されそう」な中、注目するセクターは

本稿で紹介している個別銘柄:リアルゲイト(5532)、弁護士ドットコム(6027)、アシロ(7378)、助川電気工業(7711)、三井E&S(7003)、名村造船(7014)
過去96銘柄でテンバガーを達成しながら億り人になった「テンバガーハンター」愛鷹氏に、2026年に期待が高まる銘柄や相場観などについて伺った。みんかぶプレミアム特集「億り人への最強戦略」第13回。
目次
日本以外 利下げも日銀 利上げする
事前の予想通り、米国FOMCは12月10日に3会合連続の0.25%利下げを決定し、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は3.5-3.75%に。一方、日本は報道各社から観測気球(政策の実現可能性を探るべく、世論の反応を見るために意図的に流される情報や声明)が多数あがっていましたが、こちらも事前の予想通り、日銀が12月19日に11カ月ぶりに0.25%利上げし、政策金利を0.75%程度に引き上げました。
ただ利上げによって円高になるかと思いきや、随分前から言われ続けたこともあって、既に株価には織り込み済みだったのか、ドル円は寧ろ円安方向に。2024年7月末の利上げではサプライズだったこともあり、一気に円高に傾き植田ショックと揶揄される程に株式市場を揺るがしましたし、2025年1月の利上げ時も観測気球を打ち上げるも結果的に円高の流れになりました。
この原稿を執筆している12月現在のドル円の値動きだけを見ると円安に傾きました。事前に円高に傾きかけた動きがありましたから利上げ観測は事前に織り込んでしまったのか…日米金利差は徐々にですが縮まっていますし、米国はFRB議長も利下げ推進派の人選になりそうなわけですから、円高になってもよさそうなものですが、高市政権が金融緩和を打ち出し円安を許容するような姿勢ですから、ドル円に吹く風向きが変わったのかもしれません。
日本政府としては、過去の利上げと同様に日本円利上げでドル円も円高の流れと読み、円高で輸入物価の抑制に歯止めをかけたい目論見があったのかもしれません。が、今のままだと高金利で住宅ローンの金利は上昇し、円安で輸入物価もさらに高騰します。となると、多くのご家庭の家計や中小企業の業績にダメージを与えそうで、日本政府は金利政策で一段と難しいかじ取りが要求されそうです。
私は円高恩恵、円安恩恵といった切り口で銘柄選定をしないため、各国の金利政策が持ち株の株価にどう影響を及ぼすか、深く考えたことはありません。相場の先行きを予想するのは楽しいですが、念入りにストーリーを考えたところで、そのポジションが予想の逆にいくと、ただお金も時間も損するだけだからです。何十年も続く株式市場では、円安であれ、円高であれ業績を伸ばしてきた企業は多数ありますから、そういった銘柄を地道に発掘するだけですね。
首都圏で 価値を付与して 高く売る
建設業界では、設計と施工を別々の企業に依頼することで、設計事務所側の自由度が高まりつつ、複数の建設会社から見積もりを取り、工事費用の適正化を図る方式が一般的で、公共工事などでは古くから実施されているそうです。一方で、設計と施工の連携が必要になるため、インフレや為替変動が激しい昨今では、連携がうまくいかなかったりしてコスト変動リスクが発生したり、工期遅延が発生しやすいのは難点です。