月50万円までYouTubeを利用する。コスメティック田中が語る、副業と人生の切り分け方
YouTubeで稼ぐと聞くと、再生数を増やし、広告収入を積み上げる方法を思い浮かべやすい。しかし、コスメティック田中氏が今、お金だけを目的にゼロから始めるなら、広告収入を中心には置かないという。
全5回の最終回では、AI動画で短期的に収益を狙う方法とその限界、広告以外で収益を作る設計、AI時代に「誰が言うか」が重要になる理由を聞いた。全5回の第5回。
みんかぶプレミアム連載「YouTubeはまだ稼げるのか」
「YouTubeの波が30なら、AIは100」と感じる理由
――AIの登場で、YouTubeでの稼ぎ方はどう変わると考えていますか。
僕の人生の中で、YouTubeの波が30ぐらいだったとしたら、AIは100ぐらいの波が来ている感じがします。これまで僕も、ライフハックとか役立つ情報を発信してきたんですけど、AIに聞けば済むような内容だと思うと、同じ形で出し続ける意味って、あんまり感じなくなりますよね。
だからといって、YouTubeに可能性がないわけじゃないです。今から1年ぐらいの賞味期限で、ある程度お小遣いを稼ぎたい、ぐらいの目的なら、むしろAI動画は可能性があると思います。
短期で狙うなら、雑学やオカルトのAI動画
――具体的には、どのようなAI動画が増えていますか。
雑学とかオカルトのチャンネルですね。一見、人間が作っているように見えるけど、実はAIで作られている動画が増えています。全部AIで作って、必要なところだけ手作業で直す、みたいなやり方もあると思います。
ただ、これは長期的に自分の人生と結びつけるチャンネルとは、また別なんですよ。1年ぐらいでお小遣いを稼ぐために、今伸びている型へ乗るのか。それとも何年も続けて、自分自身の価値を作るのか。そこは最初に分けた方がいいと思います。
再生数を追うほど見落とす、もう一つの収益源
――本当にお金だけを目的に、今ゼロから始めるなら、どのようなチャンネルを作りますか。
定番の話にはなりますけど、最近はビジネス型に寄せた方がいいと言われています。YouTubeの広告で稼ぐんじゃなくて、裏側に商品とかサービスを用意して、YouTubeは集客のために使う、みたいな方法ですね。
例えば不動産系の動画をやるとして、概要欄から一件でも問い合わせがあって成約できれば500万円以上入るようなケースもある。だったら、何十万回も再生される必要はないじゃないですか。100再生の中から一人を紹介できればいい、という設計もできます。大事なのは再生数そのものより、その100人の中に、商品やサービスを必要としている人が何人いるかだと思います。