第5回 出産について[Part 2] 少子化の恩恵!? 育休中の収入は実質8割をキープ
こんにちは! あかりんです。
最近はテレビをつけるとロシアのウクライナ侵攻が映し出され、お腹の大きな妊婦さんが被害に遭っている場面や、娘と同じくらいの小さい赤ちゃんが避難先でベッドにぎゅうぎゅう詰めになって泣いている映像を目の当たりにして、胸が締め付けられる思いです。
私は、娘が生まれてから「娘が大人になった頃の社会はどうなっているのだろう?」と何十年も先のことを想像するようになりました。
どうかその未来が「隣人と争い、傷つけ合う世界」ではなく「人々が手を取り合って助け合う世界でありますように」と真剣に願うと同時に、ウクライナの人々が一日も早く心を安らげる場所に落ち着き、笑顔を取り戻せることを祈ってやみません。
目次
赤ちゃんとの新生活、スタート!
今回は「出産について〜Part 2〜」です。
出産直後の我が家の様子と、出産に当たって、もらえたお金やサポートなどについてお伝えしていきたいと思います。
育休パパは正義のヒーロー
出産から6日後、予定通り無事に退院を迎えることができた私と娘は、病院の玄関でようやく夫との対面を果たすことができました。
コロナ禍の出産は、退院までずっと面会禁止でした。
初めて娘を腕に抱くことができて目尻が下がりっぱなしの夫の顔を見て、私は「無事にまた会えて、赤ちゃんを抱っこさせてあげられてよかった!」と安堵しました。
さあ、ここからは家族3人の新しい生活のスタートです。我が家では夫が産後に1カ月の育休を取得してくれたのですが、これはパパ、ママ双方に超オススメです!
産後の体力が回復していない時期でも、お母さんは自分のご飯の支度やお掃除、お洗濯など最低限の家事をしなければいけません。
更に赤ちゃんのお世話も。
この点、ママは産院で一通りのお世話の仕方を教えてもらっていますが、パパは全くのビギナー。抱っこの仕方、オムツの替え方、ミルクのあげ方など一つ一つ「はじめて」を積み重ねていきながら、時には失敗もしながら経験することで、夫は「パパ」になっていくのだなと、隣で見ていて感じました。
夫の育休のメリットは、こうして夫婦そろって育児ができたこともありますが、夫が産後1カ月の育休を取得した結果、私が赤ちゃんのお世話で迷うことや悩むことがあった時に夫が一緒に考え、試行錯誤してくれる「同志」として側にいてくれたことは、何よりもいちばん心強かったです。
夫婦で協力し、大変な時期を乗り越えた後、絆がより深まった気がします。
「改正育児・介護休業法」でパパも子育てしやすい職場環境に!
2022年4月から改正育児・介護休業法が施行されました。
企業は育休を取得する本人に、制度や受けられる給付金等について詳しく個別説明することに加えて、それをサポートすることになる周囲の社員に対しても研修や周知を実施することが義務付けられます。
さらに10月からは「産後パパ育休」という制度が加わり、男性が、通常の育休とは別に子供の誕生後8週間以内に4週間まで休むことができるようになります(分割して取得することも可能)。
こうした法律の変更によって男性が育児に参加しやすくなることは、女性の働きやすさにつながりますし、ひいては子育て世代、共働き世帯の収入増にもメリットがありそうです。
「出産」でもらえるお金は?
ここからは私が「出産」で受け取ったお金や、受けたサポート※についてお話ししていきたいと思います。
※女性がビジネスパーソンとして企業に勤め、育休を取得した後で職場復帰する場合です。これらは雇用形態や自治体によって申請先や申請方法が異なるうえ、種類も多く少々複雑ですから、出産前の余裕がある時に一通り調べたら、先にできる手続きは先にやってしまうことをオススメします。