第3回 初めての「共同作業」は?
こんにちは! あかりんです。
ライターデビューから早3カ月。娘の成長っぷりにはかないませんが、ママとしてもライターとしても一歩ずつ成長できているような気がする今日この頃です。
今回はライフイベントの一つ「結婚」についてお話ししようと思います。
目次
欲張りな私が出した答えは…
大学で出会い、ずっとお付き合いしていた彼からプロポーズを受けたのは今から7年ほど前でした。
「あかりんと楽しくてあったかい家庭を築いていきたいんだ、結婚しよう!」
「え! 私が結婚!?」
当時、私は20代中盤でしたが、周囲ではまだ独身の友達が多く、仕事も楽しくなってきて「バリバリ頑張りたい!」と思っていた頃。
彼のことは大好きでしたが、結婚してしまうと「リア充(死語?)」な生活が終わってしまうのでは?という不安があったので、うれしさよりも驚きと戸惑いの方が大きかったことを覚えています。
そんな思いがあって、欲張りな私が出した答えは「自分のキャリアも築いていきたいし、彼とあったかい家庭も築いていきたい!」というもの。彼の答えは「もちろん、そうしよう♪」でした。
「今後、自分がどのような人生を歩みたいのか」を考えるきっかけを与え、私の考えを尊重してくれた彼(今の夫)には本当に感謝しています。
初めての「愛の共同作業」
そんなこんなで結婚する決心がついた私は、早速、彼と結婚式について会議を繰り返しました。
あとになって思えば、これが2人にとって初めての「愛の共同作業」で、議題は下記のようなことでした。
- 結婚式をするか、しないか?
- するなら、どんな式にしたいか?
- いつ・どこでやるか?
- 結婚式の予算は?
- 誰を呼ぶか?
結婚式は(絶対!)一生に一度。交際期間の長かった私たちにとって重要な「節目」になるので「結婚式はする!」ことに、すんなりと決まりました。
そして、ゲストも私たちも心から楽しいと思える日にしたいと思っていました。
海外旅行好きな私たちは「2人が大好きなハワイで、大切な家族と、大好きな友達とアットホームな式ができたら素敵だよね♪」という話になり、ハワイでの海外挙式をすることになりました。
さらに「会社の同僚やこれまでお世話になった人たちにもきちんとした形で報告したい」という思いから、挙式の2カ月後に日本で披露宴を開くことにしました。
リゾート婚の赤裸々レポート
憧れの海外挙式は「実際のところ、費用はどのくらいかかるの?」と気になっている人も多いのではないでしょうか?
私たちの場合は、両家の両親、幼なじみの家族、友人と合わせて15名ほどでしたが、かかった費用(日本の大手ウェディング会社を利用しました)はざっくりと下記のような感じでした。
ちなみに、家族以外の参加者は「ぜひ行きたい♪」と自ら言ってくれた人たちなので、旅費は各自に負担してもらい、その代わりに、挙式の際の全員おそろいのドレスを用意したり、パーティーの食事を豪華にしたりしておもてなしすることにしました。
- 挙式パッケージ(チャペル、セレモニー、送迎、ヘアメイク、装花など)約80万円
- ドレス・タキシード(オーダー品購入)約40万円
- 撮影・アルバム(挙式・ロケーションフォト) 約30万円
- パーティー(レストランで個室貸切ディナー)約20万円
- 旅費(本人と両親の航空券、ホテル、観光)約150万円
合計約320万円
一生に一度のことなので、チャペルやドレス、(思い出として残せる)写真撮影にはこだわって費用をかけた一方で、費用削減のために、ちょっとした工夫もしました。
例えば、パーティーは現地のコーディネーターに依頼すると手数料がかかるので、直接レストランにメールで連絡し、メニューや装飾などは自分で希望を伝えてアレンジしました。
また、海外旅行によく行き、慣れている私たちは個別手配(航空券とホテルをそれぞれ別に手配した方がお得でした)をし、何かとサポートがあった方が安心な両親にはパッケージツアー(航空券、ホテル、観光のオプションなどがセットになったもの)を手配しました。
大好きな場所で大好きな人たちに祝福してもらい、笑いあり、涙ありのにぎやかな結婚式をすることができてうれしかったですし、今でも夫と時折写真やビデオを見返してはニヤニヤしてしまう、大切な思い出となりました。
ちなみに最近の結婚式の相場は、平均で362万3000円(挙式・披露宴のみ)※。
※ゼクシィ「結婚式のお金基礎知識」より
それとは別に結納や指輪代、ハネムーンに新居準備費用なども用意すると、結婚費用は平均で450万円を超えるそう。「こんな結婚式にしたい」「こんな家に住みたい」など、こだわりがあるほどお金がかかるのが結婚の現実ですね。
披露宴は三つ星のフレンチレストラン
夢のようなハワイでの時間はあっという間で、日本に戻ってからは披露宴準備という現実が待っていました(笑)。