13億円のピザ

13億円のピザ

世界で最初にビットコインが使われたのは、2010年5月です。

当時は1ビットコインが1セント以下のレートでした。

Laszlo Hanyeczという名前のプログラマーが、『誰かビットコイン1万枚とピザを交換しない?』と暗号化通貨のメーリングリストに、面白半分で投稿しました。

ビットコインフォーラムと呼ばれる掲示板のようなものです。

このジョークを面白いと思った別のプログラマーが、ピザ屋に注文してLサイズのピザ2枚を彼の家に届け、1万ビットコインと交換しました。

1万ビットコインでも、当時は米ドルでも100ドルにも満たない価値でした。

このビットコインによるピザトレードをきっかけに、5月22日は「ビットコインピザの日(Bitcoin Pizza Day)」と呼ばれております。また、Lサイズピザ2枚を基準にしてビットコイン価格を示す『ビットコインピザインデックス』も生まれました。

ピザ屋の中には、Laszlo氏のピザ購入を記念してビットコインユーザーのために割引をするところもあるようです。

bitFlyerの「ビットコインをもらう」のなかでピザハットが注文金額の3%分のビットコインを付与してくれるサービスがあることも、もしかしたらこの影響があるのかもしれませんね。

さて、2010年に1万ビットコインで購入された2枚のピザ。

現在、1ビットコインは約13万円の価値があります。

ということは、1万ビットコインはなんと13億円もすることになるのです。

ビットコインチャート2014年~2017年

ビットコインチャート(2014/11~2017/4)

なお、ビットコインが240万円の高値を記録した際には240億円のピザになりました。

2020年1月に400万円に到達した際には、400億円です。

◆ビットコイン(BTC/JPY)月足チャート

ビットコイン価格推移(月足)

インターネットに次ぐ発明だと言われているビットコインの凄さを物語る、ひとつのお話です。

みんかぶ編集室 児山将

みんかぶFXで記事を書いています。 大学生の時からFXを初めて6年以上。FXの楽しさを伝える為に、みんかぶFXを盛り上げていきます。初心者の方でも分かり易く学べるように、難しい専門用語やマーケットの説明、FX業界について記事にしていきます。

その他金融商品・関連サイト

ご注意

【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer 、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。 これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。

みんなの売買予想、予想株価がわかる資産形成のための情報メディアです。株価・チャート・ニュース・株主優待・IPO情報等の企業情報に加えSNS機能も提供しています。『証券アナリストの予想』『株価診断』『個人投資家の売買予想』これらを総合的に算出した目標株価を掲載。SNS機能では『ブログ』や『掲示板』で個人投資家同士の意見交換や情報収集をしてみるのもオススメです!

関連リンク
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.