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面倒な投資先分析を全部やります!文系投資家・ビジネスマンのChatGPTヤリすぎ活用術15選+α クソリプの自動返信、ウェブ会議要約…

「ChatGPTはすごいらしい」。そんな声はよく耳にするけれど、実際のところはよくわからない――。そのような人たちが仕事やプライベートで ChatGPTを使い倒す秘訣について「株式会社パンと水と」代表でYouTubeチャンネル「定時で帰るための『個人DX』チャンネル」を運営するDXコンサルタントの平岡拓氏にうかがった。プレミアム特集「1億貯める! ChatGPT 投資・仕事術革命」第7回。 

目次

「8割程度は正しい答えが返ってくる」 

 ChatGPTは、どんな人であれ便利に使えるシーンがたくさんあります。私はサブスクリプションプランに登録しており、日常のさまざまな疑問や知りたいことを「とりあえず ChatGPTに投げてみる」ことにしています。 

 大抵のことは回答してくれますし、その内容も体感で8割程度は正しいですね。私は「月額20ドルでハーバード大の大学院生を使い放題」といったイメージで活用しています。ChatGPTを活用することで、これまで文書作成や調査にかかっていたかなりの時間や思考に奪われるエネルギーを節約できるはずです。  

 ただし、ChatGPTは「何でもできます」が売りのサービスです。このようなサービスは、自分で「これを何のために使うのか」を定義する能力が求められます。この定義ができない人、やろうとしない人も少なくありません。そのため、すでに使いこなしている人とまったく使わない人の二極化が進みつつあると考えています。 

 ChatGPTの画面を開くと、左側に過去の質問履歴が表示されます。この欄が質問で埋まっている人は、「だいぶ活用できている人」だと言っていいと思います。とはいえ、何も考えずに質問している人は、まだ “フェーズ1” の段階です。ここから “フェーズ2” の段階に移っていくには、「どのように質問するか」を考えることが重要です。 

 ChatGPTが応答を生成するための文章を「プロンプト」と呼びますが、高品質な出力を期待するには、どうすればAIが最適な答えを出してくれるかを追究する「プロンプトデザイン」あるいは「プロンプトエンジニアリング」の考え方が求められます。

 こう言うと難しそうに聞こえますが、決してエンジニアでなければならないわけではありません。私自身エンジニアではありませんし、「こういう背景があってこういう答えがほしい」と指示することは、よく考えれば誰しもができるはずです。マネジメント経験のある方であれば「部下に仕事を任せるときにどう指示すればいいか」を考えることと同じです。

 また、最初から完全な質問をしなくてもいい、というのもChatGPTの魅力です。チャット形式ですから、出てきた回答に対して「もっとこういう条件を加えたい」「こういったものは外してほしい」などと追加していくことで、回答をブラッシュアップしていくことができます。 

仕事&プライベートの ChatGPT活用術。文章の言い回しを変えてもらおう

  ChatGPTの活用シーンについては、「自分で与えたデータがあるか」の縦軸、「正解があるか」の2つの軸によって4象限にわけることができると考えています。それが下記の四つです。 

フィードバック」:自分が作成した情報の正誤判断を助けてもらう 

要約」:任意の情報から要点を抽出してもらう 

リサーチ・回答」:ある問いについて、世界中から情報を集めて回答をもらう 

企画立案」:アイディアを出さないといけないとき、まず立案してもらう。

 仕事をするうえでのそれぞれ具体的な活用シーンの例を挙げてみましょう。ただし前提として、リアルタイムの情報を聞くことができるのは有料版でのみ可能だという点にはご注意ください。 

フィードバック(自分で与えるデータがある&正解がある) 

・文章の言い回しを変える 

 硬い文章を柔らかい文章にしたり、同じ語尾が続く文章の表現を変更したりすることができます。 

・英作文を添削してもらう 

 自分が記述した英作文の間違いを指摘してくれます。アメリカの企業のプロダクトなので、英語に関する質問への回答は正確性が高いです。 

・プログラムのバグを見つけてもらう 

 バグが発生するコードを入力することで、バグの要因を指摘してくれます。挫折しがちなプログラミング学習のサポートとしても心強い存在になってくれるはずです。 

メール返信の下書き作成、市場調査などなど

要約(自分で与えたデータがある&正解がない) 

・記事の要約を依頼する 

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この記事の著者
平岡拓

「株式会社パンと水と」代表。京都府生まれ、立命館大学卒。投資銀行の内定を蹴って新卒でIT系スタートアップ企業に入社。インバウンド・アウトバウンドともに新規の法人営業を担当したのち、22歳でノーコードのスクール事業立ち上げに参画し、初年度から黒字化を達成。サービス設計、営業、マーケティング、講師業務、採用・育成等のサービスに関わる全業務を担当する。その後、国産ノーコードツールのプロダクトマネージャーを経て、現在は仕事に余白を作るための個人DXの普及活動に勤しむ。非エンジニアとエンジニアの架け橋となるべく、YouTubeやTwitterなどで非エンジニア視点での発信も続けている。

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