マイナス2千万円の境地…タイパ崩壊の岐阜暴威「俺の最強投資人生」天才cisにクソリプ送り続けるワケ
昨今、若い世代の間では、極力時間をかけずに満足度を高めたいという「タイパ(タイムパフォーマンス)」重視が叫ばれている。しかし、そうはいっても時間効率だけを追い求めて、本当に幸せを得られるのだろうか。みんかぶプレミアム特集「1億貯める#タイパ投資術」第7回では、買えば下がり、売れば上がる、日本が誇る「常敗トレーダー」岐阜暴威氏に、タイパとは無縁の投資人生を語ってもらった――。
トレーダー専業になってもタイパとは無縁のゴミみたいな生活
昨年9月に会社を辞めて、今は専業トレーダーをやってるんですけど、タイパでいったら、もうゴミみたいな生活です。朝起きて、筋トレして、ごはん食べたら、お昼寝してみたいなニート満載な暮らしを送ってますよ。まぁ、ある意味では理想的かもしれませんけど。
正直に言うと、投資する時間も決まっていません。基本的にはFXチャートの中で自分が買い時だと思ったときに買って、あとはひたすら売り時が来るまでその銘柄を持ち続けているだけです。利益が出ようが、含み損だろうが、もうスマホとにらめっこしてます。それがどれくらいの時間で利確、損切りするかは、もう本当にそのときどきです。
そもそもは2005年の「ジェイコム株誤発注騒動」を目撃して、僕も投資で大儲けできるんじゃないかと思い、トレードを始めたんです。でも、そのすぐ後にライブドア・ショックが起きて、入金した100万円が半年も経たないうちになくなりました。それから08年にまた100万円でトレードを始めて、一時は順調に増えてたのが、9月にリーマン・ショックが起きて、その翌月の大暴落でまた全額失いました。