「ほったらかしで億貯める」何もしない投資名人が20年ガチで放置した2つの金融商品”1つはオルカン…”
新NISA(少額投資非課税制度)、iDeCo(個人型確定拠出年金)と、投資による資産形成を後押しする制度が整ってきた。とは言え、多忙な毎日の中で「とても、とても投資になんて手が回らない」、そう考える向きも少なくないだろう。いや、待って欲しい。やり方ひとつで、誰でも資産を築ける手段は必ずある。みんかぶプレミアム特集「ほったらかし爆上げ投資」では、手間も時間もかけずに、大きな投資成果を上げている投資の達人たちに、その極意を伝えてもらう。第1回は、日本に「ほったらかし投資」という言葉を伝播した、カリスマブロガーにして「億りびと」、水瀬ケンイチさんにご登場いただいた。
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投資が仕事でも趣味でもない普通のサラリーマンが資産1億円超え
私、水瀬ケンイチは、某IT企業に勤務する40代の会社員です。仕事のかたわら、個人投資家として「インデックス投資」なる投資法を20年間にわたり実践してきました。毎月の給料のなかから投資資金を捻出し(がんばって節制し、かなり注ぎ込みました)、積み立て続けて20年で、約1億円の資産を作ることができました。その実践記を「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)」というブログで公開しておりますが、ありがたいことに、そのブログが皆さまにご好評いただき、著書を執筆したり、こうして「みんかぶマガジン」でコラムを執筆したりする機会に恵まれました。
私がこのコラムでいちばんお伝えしたいことは「投資が仕事でも趣味でもない普通の人が、手間をかけずに、金融のプロと互角かそれ以上のリターンで資産作りができる、極めて簡単な投資法がある」ということです。
私が実践している「インデックス投資」は、世界中の株式等に分散されたインデックスファンドを定時定額で積み立てて長期保有する(ほったらかす)という投資方法です。銘柄選択もしなければ投資タイミングを狙うこともしないので、手間がかからない「ほったらかし投資」と言ってもよいかもしれません。