まさかの置き土産…夫に突然先立たれた月収8万円のパート女性、無邪気な息子は「私立大志望」に絶望、事態が急変!
人生100年時代と言われる一方、夫あるいは妻を突然亡くしてしまうケースも少なくありません。今回は突然、夫が他界してしまった北村さん(仮)のケースをご紹介しましょう。
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息子はまだ高校生、夫に先立たれて今後の生活をどうすればいいのか?
北村さん、ご主人を亡くしたダメージが大きく、ようやくパートに復帰された後にご相談をくださいました。1人息子の高校の学費は支給される就学支援金で賄える予定ですが、高校卒業後は私立大学に進学する予定。これから学費がかかる中、自身の勤務形態は今のパートのままで大丈夫なのか心配だったのです。
北村さんの現在の収入は遺族年金が月15万円、個人年金保険が7万円、パート収入が8万円の合計30万円、年間では360万円になります。一方、毎月の支出は月20万円、年間240万円と記載があります。年間収入360万円、年間支出240万円ですから、年間では120万円の黒字になります。ただし、個人年金保険の受給は後5年で終了であることから、年間120万円の黒字となるのは5年間、北村さんが54歳までになります。