元手50万円から資産1億円超えを達成した長期投資家が陥った「最初の落とし穴」保有銘柄は207… なぜNISA銘柄も?

　中学生から投資に興味を持ち、大学生から投資を開始した名古屋の長期投資家（なごちょう）氏(X：旧Twitter @Nagoya_Tyouki)。元手50万円から投資を始め、資産1億円超えを達成した凄腕投資家だ。

　現在も企業に勤めながら、個別株投資を継続している。中学生や高校生が株に興味を持つのは珍しい時代に、氏が投資に興味を持ったきっかけは何だったのか。氏へのインタビューを全3回にわたってお届けする。

　第1回目となる今回は、氏が投資を始めたきっかけについて伺った。

保有銘柄は207銘柄

――まずは、現在保有されている銘柄の数を教えてください。

　今は特定口座で204銘柄、NISAが5銘柄です。合わせて209銘柄になりますが、2銘柄重複しているので207銘柄ですね。

――NISAもやられているんですね。

　一応「あるものは使わないと」と思ってやっていますが、損益通算できないし、今は金額も120万円と少ないので、使っている投資家は少ない印象ですね。ただ、来年からNISAも変わるので、みんな使うようになるのではないかと考えています。

大学時代のアルバイト代から種銭の50万円を作り投資開始

――なごちょう様は、高校生ぐらいから株の勉強を始められたそうですが、どうして投資へ関心を持ったのでしょうか。

　自分は1975年生まれなのですが、バブルがはじけたのが1989年の12月で、ちょうど中学生の時でした。