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最近目にする「資産形成ローン」の悪魔的実態…悪用厳禁!通常よりも2~3倍の賃料収入でも、入居者決まらないと大変なことが起きる

 資産形成ローンという銀行の融資商品がある。資産を増やすために利用可能なローンだが、その活用方法ては、主に不動産投資ローンとなっている状態だ。資産形成ローンについて解説するとともに、資産形成ローンを活用した不動産投資のメリットやデメリットを解説する。みんかぶプレミアム特集「お金の不安がふっ飛ぶ『資産形成』の極意」第2回ーー。

目次

資産形成ローンってなんだ…その実体は

 資産形成ローンは、将来の資産形成を目的としたローンです。個人の一般的なローン=借入は、住宅ローンや教育ローンなど、資金の使途が特定の目的に限定されます。一方、用途が定められていないローンはカードローンなど、利用できても少額に留まることが多いです。

 しかし資産形成ローンは不動産購入など、資産を増やすための幅広い目的で、一定の借入が可能です。ただし、中古高級車を節税目的で購入する際に利用されることもある反面、投資用不動産の購入資金として利用されているケースが大半のようです。

 なお、「資産形成ローン」でインターネット検索をかけると、複数の地方銀行の融資商品がヒットします。資産形成ローンという名前そのものの融資商品は、地方銀行が提案を積極的に行っています。

レバレッジ効果による資産形成がスピードアップ!だがしかし…だがしかし!

 資産形成ローンを利用する、主なメリットとリスクは以下があげられます。

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この記事の著者
石井僚一

金融・投資ライター 大手証券グループ投資会社への勤務を経て、個人投資家・ライターに。株式や為替の関連記事、IPO関連記事、資産運用記事などを執筆中。ブックライティングやインタビューも手掛けている。 Twitter:@writerIshii

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