最狂アクティビスト田端信太郎「オルカンよりもS&P500を買いなさい」後半戦注目の4銘柄「テンバガーのヒントはKFC店舗の列の長さにある」
本稿で紹介している個別銘柄:メルカリ(4385)、INFORICH(9338)、JT(2914)、住信SBIネット銀行(7163)、楽天銀行(5838)、ラウンドワン(4680)、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)、ニトリホールディングス(9843)
X(旧Twitter)にて33万人以上のフォロワー数を誇り、YouTubeチャンネル「田端大学 投資学部」の登録者も20万人に迫る勢いで伸びる、田端信太郎氏の名前を知らない方は少ないだろう。同氏は最近、個人アクティビストとしてメルカリに海外事業の撤退を進言して話題になった。
実は20年以上の投資歴があるという田端氏に、為替の見方やメルカリの事業展開の行方、今注目している銘柄などについて聞いたーー。みんかぶプレミアム特集「円安狂騒曲」第5回。
目次
ドル円は200円にも、120円にもなり得る…そもそも、為替相場の予想はできないことを前提に外貨建ての資産を持つべき
――現在ドル円が160円ほどになっていますが、為替の変動要因についてどのようにお考えですか?
田端信太郎
一般的には金利差や貿易収支が為替に影響するとされていますが、私は為替予想をすること自体、無駄だと思っています。多くの経済予測の中でも、為替レートの予想は最も外れることが多いものです。為替がどちらに動くかを考えすぎず、投資家としては、どちらにも動く可能性を考えておくのが賢明です。当然ドル円が200円になることもあれば、120円になることもありえますから。