「直近最高値から40%下落したときを狙え」ついに公開。資産1億円投資家は、この基準で銘柄を選ぶ
2024年7月に入り日経平均株価はふたたび4万円をつけ、日本時間7月14日午前7時15分にはトランプ前大統領への暗殺未遂事件が発生するなど、怒涛の展開が続いている。
そんな波乱相場の中、資産を守り抜く運用戦略とは、一体……?
今回クローズアップする元海外駐在まさお(億田万平太)氏(X:@King_LeonidasTh)は、元海外在住の経験を活かし、Xでは有益な情報を発信している。また、ブログでは毎月末に自身の資産状況を公開しており、2023年には億り人を達成した。
みんかぶマガジン短期連載「元海外駐在投資家が明かす、波乱相場でも負けない投資術」第2回は、彼の銘柄選定における極意などについて話を伺った。
目次
長期金利の動きを見て投資を決める
ーー元海外駐在まさおさんの銘柄の選定方法について教えていただけますか?
米国の長期金利の動きを重視しています。そして過去のデータをもとに、利回りが4%を上回ったら米国債の比率を高めたりします。ちなみに、2023年から長期金利がずっと上がっていたので「株は厳しいから米国債だろうな」と思っていましたが、完全に裏目に出ましたね…。
これだけ長期金利が上がっているのにもかかわらず、まだ米国景気は強いです。なのでXを見ていると、米国株投資に全振りしている方のほうが資産を伸ばしていますよ。一方、私のように米国債にシフトしていった方は、そこまでパフォーマンスを伸ばせていないのが現状です。