デイトレで見るべきはたった2つ…資産10倍ベテラントレ-ダーの「ー流の取引方法」損切りのタイミングはここだ!
YouTubeチャンネル「デイトレ塾 – Rょーへー」で、勝ち続ける秘訣などを発信しているRょーへー氏。彼はどのような手法で取引しているのだろうか。
全3回にわたっておくる第2回。今回はRょーへー氏にデイトレの候補銘柄の選び方、そして見ているツールに加え具体的な取引手法を伺った。
目次
Rょーへー流取引候補銘柄の選び方
ーーデイトレードは取引の候補銘柄の選び方が重要ですが、どのように選んでいるのでしょうか?
デイトレードでは取引手法も重要ですが、銘柄選びも通常の株式投資とは異なる観点で選び出す必要があります。以前は楽天証券のマーケットスピードを利用して、騰落率ランキングを見て取引候補銘柄を選ぶのが中心でした。
ーー現在はどのような観点でデイトレ候補銘柄をピックアップしているのでしょうか?
私がYouTubeチャンネルを開設しているのはご存じの通りですが、毎日後場が引ける頃、当日の相場の振り返りなどをライブ配信しています。その中で視聴者の方から、値動きがある銘柄をピックアップしてもらっています。視聴者の中で2名以上が取り上げた銘柄について、私がチャートなどを活用して解説を行うのですが、この取り上げた銘柄をリストアップしておき、取引候補とすることが多いですね。
自分一人の視点ではないので、視野が広がってすごく良いです。デイトレードを教えるために開設したYouTubeチャンネルですが、私の実際の取引にも役立つ存在となりました。
具体的な取引方法、見ているのはこの2つ
ーー株式を買うタイミングとしては、急落時の買い、とうかがいましたが、もう少し掘り下げて教えてください。
取引候補銘柄を見つけたら、5分足チャートとフル板も見ています。多くの人が見ており、大衆心理を表しているのが5分足チャートだと思っています。また下落している銘柄であっても、この水準は抜けないだろう、と投資家が考えている水準には厚い板があります。私が狙うのはこの厚い板を抜けた次のタイミングです。
この「次のタイミング」とは、多くの投資家が「割れないだろう」と考えている水準を割れるタイミング、すなわち株式を持っていた人が諦めるタイミングのことです。
ここを抜けると多くの投資家から売却注文が出て価格が一気に下に走りやすいです。その時にフル板を見ると、多くの場合で更に下落が進んだ水準に次の厚い買い板があります。株価はこの板まで落ちることが多く、先にこの板の価格に指値を入れておきます。すると思わぬ安値で約定し、非常に有利な価格で株式の取得ができます。
決済は経験も必要だがロジックでの説明は可能
ーー思わぬ下落で約定しているので、それを見た投資家が慌てて買いに来ませんか?