実名公開!神戸物産、G-7、AndDo…資産8億円超え元消防士投資家が語る資産を億に導く激アツ銘柄「名古屋発祥のあの飲食」

本稿で紹介している個別銘柄:神戸物産(3038)、AndDoホールディングス(3457)、JMホールディングス(3539)、ゲオホールディングス(2681)、エターナルホスピタリティグループ(3193)、木曽路(8160)、海帆(3133)、ブロンコビリー(3091)、あみやき亭(2753)、物語コーポレーション(3097)、ヨシックスホールディングス(3221)、コメダホールディングス(3543)、壱番屋(7630)
2025年、米国のトランプ新政権が打ちだす経済政策や中国の景気浮揚策の行方、欧州のエネルギー危機への対応が、日経平均やNYダウに不穏な影を落とし、世界中で不透明感が漂っている。
そうした目まぐるしい相場を乗り切るには、やはり戦略的な目線と確かな情報が鍵を握る。果たしてこの波乱相場の中で資産を守り、増やす方法とは…?
今回は、40年以上の投資歴を持つかんち@握力おじさん氏(X:@kanti990)に、2025年の注目銘柄について話を伺った。
みんかぶプレミアム特集「波乱相場を制する。2025年版、ガチホで守り抜く投資戦略」全3回の第2回ーー。
(2025年3月10日取材)
目次
日本の貧困化が加速する昨今、注目すべき銘柄を教えます
ーーかんちさんが思う、2025年注目セクター・銘柄についてお聞かせください。
2025年、日本経済はインフレの進行による物価高が一段と進み、国民の生活が厳しさを増す「貧困化」が加速する可能性が指摘されています。そんな中で、注目したいのは、この状況下で収益を伸ばす可能性を秘めたセクターや銘柄です。
ーーなかでも注目している銘柄はありますか?
まず、低価格帯の商品やサービスを提供する企業です。例えば、業務スーパーを展開する神戸物産(3038)や、その子会社であるG-7ホールディングス(7508)が挙げられます。
物価高で家計が圧迫される中、消費者が「安さ」を求める傾向が強まるのは必然ですよね。そのため、日常の食卓を支える低価格戦略で安定した需要を確保しつつ、収益を伸ばすのではないかと。
次に注目しているのが、不動産を軸にしたユニークなビジネスモデルで成長が見込まれる企業です。その代表格がAndDoホールディングス(3457)です。同社は、自宅を売却して現金化しつつ、そのまま住み続けられる「ハウスリースバック」というサービスを提供しています。
2024年12月には第一生命ホールディングス(8750)との資本・業務提携を発表し、第三者割当増資も引き受けました。
ーーこの提携は何を意味するのでしょうか?
国民の貧困化が進む中で、預貯金が底をつき、解約金や不動産の現金化に頼らざるを得ない家庭が増えているということです。そうしたニーズを見越して、AndDoホールディングスと第一生命が手を組んだと考えています。
ーーそんな選択を強いられる世の中になっているのですね…。
ただし、AndDoホールディングスのビジネスモデルには賛否両論があります。ユーザーからは「買い取り価格が安すぎる」「家賃が高額で負担が大きい」といった声も少なくありません。
それでも、第一生命という大手が資本・業務提携に踏み切ったということは、よほど需要があるのだと見ています。
インフレ前提で投資に臨め。ホテルの宿泊費は5年で約5倍に…
ーーなんだか複雑な気分ではあるのですが、そのほか注目の銘柄はありますか?