年間配当500万円超え投資家、2025年夏以降は「絶対見逃せない」高配当&優待株

本稿で紹介している個別銘柄:テイ・エス テック(7313)、エクセディ(7278)、ユニプレス(5949)、エイチワン(5989)、パイオラックス(5988)、ヤマダホールディングス(9831)、新東工業(6339)、キャリアリンク(6070)、GSIクレオス(8101)
企業の決算発表が減り、「夏枯れ相場」が迫る中、株価下落のリスクが漂うこの時期。保有株を売却して利益を確定すべきか…?
しかし、一流投資家は相場の低迷を割安な銘柄を仕込み、秋以降の反発を狙う絶好のチャンスと捉える。
リスクを抑えつつ資金を効率的に運用する戦略とは何か。一流投資家たちは「夏枯れ相場」をどう乗り切り、どんな勝機を見出しているのか。
今回は、高配当株と株主優待株運用のエキスパート・ペリカン氏(X:@Pelican_Blog)に、夏以降に魅力的な高配当銘柄について話を伺った。
(2025年5月19日取材)
目次
テイ・エス テック、エクセディ、ユニプレス・・・関税暴落の自動車株はどうすべきか
ーー次に、夏以降においしい高配当・優待銘柄について聞いていきます。
おいしい銘柄というより、8月や9月の権利落ち後に購入するのがよいと考えています。特に9月は、関税問題の影響で自動車関連銘柄が全体的に低迷しています。
このタイミングでの反発を狙えば、キャピタルゲインとインカムゲインの両方取りできる可能性があると見ています。
以下は、私が実際に保有する自動車関連銘柄です。いずれも高配当と株主優待を兼ね備えているため、投資する際の参考にしてみてください。
テイ・エス テック(7313)
ホンダ向けを中心にグローバルな需要が安定している企業。自動車用シートや内装部品を製造する自動車部品メーカー。ホンダ向けを中心に、グローバルに事業を展開。高い技術力と安定した需要で知られています。
株主優待
100株以上で3,000円相当のカタログギフト(年1回、3月)。300株以上で6,000円相当。カタログには宇都宮餃子や浜松餃子を始め、さまざまな食品が充実しています。なぜ、餃子押しなのかは不明ですが…(笑)。
配当利回り
3〜4%程度です。
総合利回り
優待を3,000円相当として、100株(約20〜30万円)で4〜5%、300株以上で5〜6%の総合利回りが期待できるかと。
次回の権利付最終日
2026年3月27日(金)